「彼岸底」の相場格言、データとまったく合致せず - 国内株式・ETF - 専門家プロファイル

伊藤 誠
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「彼岸底」の相場格言、データとまったく合致せず

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「知恵の木」流、日経ヴェリタス最新金融情報徹底解読
■「彼岸底」の相場格言、データとまったく合致せず■                                                            
~2011年9月11日日経ヴェリタスp6より~

「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、
今週はその彼岸入り。
株式市場には昔から「彼岸底」の格言がある。
彼岸のころに相場が底入れするという意味だが、
本当のところはどうなのだろう。

彼岸は3月の春分の日を中日とする7日間と、
9月の秋分の日を中日とする7日間。

昔からなぜ、市場で「彼岸底」
と言われてきたのかを考えると、どうも
日本に3月決算企業が多いことと関係がありそうだ。

本決算期末の3月と中間決算期末の9月は、
決算対策に絡む売りが出やすいタイミング。

月末の約1週間前、
ちょうど彼岸ごろに売りが集まるため、
投資家は感覚的に相場が下げやすい
との印象を持ったのではないか。

ところが、
日経平均株価が年間の安値をつけた月を調べると、
意外なことに気づく。

1949年に株式市場が取引を再開してから
2010年までの62年間で、
安値をつけた月のランキング首位は
1月21回、12月10回、10月6回
の順となる。

春の彼岸の3月は4回にすぎず、
秋の彼岸の9月にいたっては、
米同時テロがあった2001年の1回だけで
最も少ない。
彼岸底というより、むしろ「年末年始底」。

今年はどうか。
9月14日に年初来安値を更新。
年末年始底」の経験則からみても、
彼岸を超えてなお、気はとても抜けそうにない。】
(ヴェリタス誌より抜粋)

1949年から2010年までの62年間で、
安値をつけた月のランキング首位は
1月21回、12月10回とは、
なんと50%の確率。
みなさん、ご存じでしたか。

逆に言うと、12月か1月に日本株を買うと
値上がりしている確率が高いということです。

〇 日本株は外国人が持っている割合が高いので、
年末(クリスマス)までに1度清算して、
翌年再スタート

〇 年末までに、マイナスの株を売却して
節税対策をする

「年末年始底」とは理屈に合っている
と、私は感じています。

クリスマス前後に株を購入して、
4月~5月(最高値のつけた確率の高い月)に売却。
半年休んで、
またクリスマス前後に株を購入。

このパターンが確率的に勝つ可能性が高い
と思います(ただしこれは日本株)。

Sell in May and go away(5月に売って) 
Buy in Christmas(クリスマスまで買わない)
とも、言われています。

問題は「投資を半年休む」というのが
けっこう難しい。
お金があるとどうしても買いたくなってしまう、
という、人間の心理が働くからです。

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