自己アピールを簡単に考えたらこうなった - 学生の就職と転職 - 専門家プロファイル

小宮 伸広
brainchild-CareerConsultancy 代表
東京都
キャリアカウンセラー

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対象:転職・就職

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自己アピールを簡単に考えたらこうなった

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言葉に振り回されるのをやめたら見えてくる

ESや履歴書で必ず問われるのが「自己アピール(自己PR)」です。

あなたは高校時代に甲子園に行きましたか?

あなたは大学時代に何かで全国優勝しましたか?

ほとんどの方がそういう経験はないでしょう。

もちろん、私もありません。

 

唯一、全国で1位になった事があるのは「相撲クイズ」ですww

全国5000人の応募者で優勝しました。

商品は「ヨーロッパ8日間」「家電30万円分」「高級ブランド30万円分」等々という景品でした。

ヨーロッパに行きたかったですが、仕事の関係上そんなに連休取れないのでPC2台もらいました。

でもその全国1位になった経験も、知識も、能力も、「キャリア」に置き換えるとなんら価値ないんですけどね。

さて本題。

「自己アピールをしましょう!」と言われると、今までの自分の人生経験の中で

一番立派なものを当てはめるしかないと思いますよね?

自分のアピールをするわけですから。

言葉通り考えればそうなりますし、間違いではありません。

でも実際はたいした実績持っている人なんてそうそういないので、

結果的にはたいした実績でもない事を一生懸命エピソード交じりに

「僕は(私は)こんなにすごい事をやった立派な人間です」

と言うわけです。

もう一度言います、たいした実績でもない事を・・・です。

聞かれている事を答えているのに、評価されません。

それは「自己アピール(自己PR)」という言葉だけに振り回されてしまっているからです。

 

相手の立場から「自己アピール」という言葉を考察しよう

なんで、ESや履歴書で企業はあなたのアピールを聞くんでしょうね。

あなたがサークルの部長をやって、仲の悪い友達同士を仲良くしたエピソードを聞きたいのでしょうか?

文化祭の為に徹夜して「味噌田楽」の準備して大変だった話を聞きたいからでしょうか?

1番ではないとダメなんですか?2番じゃダメなんでしょうか?

・・・

企業側に立って考えてみましょう。

すごく簡単です。

あなたの一番良いアピール(=経験)から、あなたがどういう人間かを判断したいわけです。

例えば甲子園に行った子は高い評価を得るでしょう。

それは・・・

「甲子園に行った」という事を評価しているのではなく、

それだけ1つの事に打ち込み、苦労をしてもそれを跳ね除け努力出来る

精神力や体力、そして実行力がある事を評価しているのです。

甲子園に行った事がないあなたはどうしたらいいか?

「〇〇」という事を評価しているのではなく、

それだけ1つの事に打ち込み、苦労をしてもそれを跳ね除け努力出来る

精神力や体力、そして実行力がある事を評価しているのです。

この「〇〇」を埋めれば、結果的には甲子園に行った事と同じ評価を得られます。

質問の言葉ではなく、相手が聞きたい事は何か?を考えて答える。

これがまず大前提として必要な事です。

 

企業が聞きたい内容とはなんだろう?

不景気が続き、採用人数は減る状況下においてそれでも新卒を採用する。

まずはその企業が置かれている現実を理解しましょう。

そして、本来であればすぐに売り上げに貢献出来る即戦力としての

「中途採用」の方が企業には都合がいいのです。

それでも新卒採用をする理由は様々ありますが、

少なくとも採用する以上はすぐに企業へ貢献できる即戦力としての新卒を採用したい!

これが企業側のホンネです。

ここまでくれば、もはや最初にお話しした事はわかっていただけますね。

たいした実績でもないものをアピールしたところで、評価してもらえない理由。

求めているのは絞り出した「実績」ではありません。

社会人になって仕事に向かい合った時にどのようなスタンスで取り組むか?

そして結果を出していく為にどのような行動が出来るか?

学生から社会人としてあなたが一気に脱皮し、即戦力となりうる性能を持っているか?です。

性能=性質+能力

これこそが自己アピールとして伝えなくてはいけない主訴たる内容にしなくてはいけません。

例えば・・・

・サークル運営で友人と本気でケンカしたエピソード

・大会で初戦で負けてしまったが、仲間と共に悔し涙を流したエピソード

このようなものでさえ、自己アピールにつなげる事は出来ます。

見てくれで大げさに書いた大した事ない「実績」よりも、

あなた自身が伝わる・・・そんな経験を自己アピールと考えてみましょう。

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