忙しい時、疲れている時、リラックスしたい時・・・そんな時にゆったりとした気分で、好きな音楽やアロマの香りなどを楽しめる空間は、私たちに豊かな時間を創りだしてくれると思います。
写真は、和室につながるリビングスペースで、床に座ることでホッとする「日本人の心」をテーマにデザインしました。
ダークブラウン色に染色したアッシュ材フローリングにブラック色木部とへりなし畳でコーディネートした和室をフラットに連続させて、モダンで落ち着ける雰囲気をつくりだしています。
リビングにつながる和室の場合、突然、雰囲気が変わることを避けるため、「和」のテイストをリビングやダイニングにも家具デザインや素材としてとりいれ、洋と和の連続や融合をコーディネートすることが、モダンで落ち着ける雰囲気をつくりだすポイントです。
そして畳の上に置いた行燈は、とてもシンプルで心が休まる灯りをつくりだしてくれます。
忙しい毎日を過ごされている皆様へ「心が休まる空間」をぜひ考えてみてください。
●関連コラム
リビングにつながる和室
[http://profile.ne.jp/pf/masakai/column/detail/3104]
和室のスタイル
[http://profile.ne.jp/pf/masakai/column/detail/2190]
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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