- 石田 さおり
- アクティブ英会話講師紹介センター 代表取締役
- 神奈川県
- 英語講師
対象:英会話
「文具」についてゲームしながら学ぼう!
公立小学校4学年の英語授業も4月にスタートして数回目になりました。今日は「文具」について学びます。
場所は教室、クラスの人数は30人ほどです。
今日覚える「文具」の単語を皆で覚えていきます。
「えんぴつ、けしごむ、のり、はさみ、ホッチキス、セロハンテープ、ふでばこ、定規」
の8つの絵が黒板に貼られていきます。それぞれの絵の下には単語が書かれています。
先生の言った後に皆でリピートします。
最初は1つずつゆっくりとしたスピードで、慣れてきたら段々とスピードも速くなり、順序もバラバラになっていきます。テンポよく先生についていけるでしょうか。
次にゲームをしてみましょう。
席の隣同士ペアになり、机を向かい合わせに並べます。
向かい合わせになった2人組のうちどちらかが自分の消しゴムを提供します。消しゴムは2人のちょうど真ん中に来るように置きましょう。言い争いにならないよう公平に。
先生が先ほど皆で覚えた8つの文具の中から、1つだけキーワードを決めます。
例えば先生が「pencil」をキーワードと決めたら皆に言いますので、生徒は両手を頭の上に乗せスタンバイします。
でも先生は最初から「pencil」とは言いません。何を言ってくるのかは先生しかわかりません。たとえば最初に「glue!」といったら生徒たちはそれを真似します。
生徒も真似して「glue!!」そのあと手を2回たたきます。パン!パン!
再び手を頭の上に乗せてスタンバイ。
次に先生が言うのは…「pencil case!」
生徒達「pencil case!!」パン!パン!(←手をたたく音)
再び手を頭の上に。
そしてついに先生「pencil!」
あ、キーワードが出ました。そうしたら2人の間においてある消しゴムを取ります。
早く消しゴムを取ったほうが勝ち、です。
キーワードが出るまで皆耳を澄ましているのですが、けっこうな緊張感の中お手つきする生徒続出です。
お手つきしても特に罰はないのですが…。
次は違うゲームをしましょう。
机を元通りに戻し今度は縦の列に机を90度回転させます。回転させた机をくっつけて細長い列を3列、机で作ります。
教室の前から見て縦に細長い机の列が3つできていればOKです。
そこに先ほど練習した8枚の文具のPCを置いていきます。
このゲームは班対抗です。このクラスは6班あるので先ほど細長く並べた3列の端と端に各班スタンバイします。スタートの合図とともに、端と端から各班1人ずつ並べられた文具のPCを読んでいきます。列の真ん中あたりで敵チームに出会ったら、じゃんけんです。
「rock、scissors、paper、 1、2、3!」
じゃんけんに勝ったらどんどん先に進むことができ、負けたら引き返し最初からやり直さなくてはいけません。
このゲームは正確さとスピードが必要です。全ての班のメンバーが参加して早く終わった班が優勝です。
ゲームを取り入れての45分の英語授業は生徒たちに毎回好評で、大変人気があるようです。
このコラムに類似したコラム
公立小学校の英語授業(8) 石田 さおり - 英語講師(2011/05/10 16:51)
日本人が英語を話すための論理トレーニング 大渕 ゆかり - 英語ヘルプデスク(2014/06/01 22:43)
実践ビジネス英会話 英単語とフレーズを学習 Tip 54 「直感的には」 Ito Hika - 英語講師(2013/08/22 20:00)
実践ビジネス英会話 英単語とフレーズを学習 Tip 21 「話すのが上手ですね」 Ito Hika - 英語講師(2013/07/04 19:00)
イムランの英語本が明日出ます!! イムラン - 英語講師(2012/08/09 09:00)