公立小学校の英語授業(9) - 英会話レッスン - 専門家プロファイル

石田 さおり
アクティブ英会話講師紹介センター 代表取締役
神奈川県
英語講師
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公立小学校の英語授業(9)

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英語@公立小学校

「文具」についてゲームしながら学ぼう!

 

公立小学校4学年の英語授業も4月にスタートして数回目になりました。今日は「文具」について学びます。

場所は教室、クラスの人数は30人ほどです。

今日覚える「文具」の単語を皆で覚えていきます。

「えんぴつ、けしごむ、のり、はさみ、ホッチキス、セロハンテープ、ふでばこ、定規」

の8つの絵が黒板に貼られていきます。それぞれの絵の下には単語が書かれています。

先生の言った後に皆でリピートします。

最初は1つずつゆっくりとしたスピードで、慣れてきたら段々とスピードも速くなり、順序もバラバラになっていきます。テンポよく先生についていけるでしょうか。

 

次にゲームをしてみましょう。

席の隣同士ペアになり、机を向かい合わせに並べます。

向かい合わせになった2人組のうちどちらかが自分の消しゴムを提供します。消しゴムは2人のちょうど真ん中に来るように置きましょう。言い争いにならないよう公平に。

先生が先ほど皆で覚えた8つの文具の中から、1つだけキーワードを決めます。

例えば先生が「pencil」をキーワードと決めたら皆に言いますので、生徒は両手を頭の上に乗せスタンバイします。

でも先生は最初から「pencil」とは言いません。何を言ってくるのかは先生しかわかりません。たとえば最初に「glue!」といったら生徒たちはそれを真似します。

生徒も真似して「glue!!」そのあと手を2回たたきます。パン!パン!

再び手を頭の上に乗せてスタンバイ。

次に先生が言うのは…「pencil case!」

生徒達「pencil case!!」パン!パン!(←手をたたく音)

再び手を頭の上に。

そしてついに先生「pencil!」

あ、キーワードが出ました。そうしたら2人の間においてある消しゴムを取ります。

早く消しゴムを取ったほうが勝ち、です。

キーワードが出るまで皆耳を澄ましているのですが、けっこうな緊張感の中お手つきする生徒続出です。

お手つきしても特に罰はないのですが…。

 

次は違うゲームをしましょう。

 

机を元通りに戻し今度は縦の列に机を90度回転させます。回転させた机をくっつけて細長い列を3列、机で作ります。

教室の前から見て縦に細長い机の列が3つできていればOKです。

そこに先ほど練習した8枚の文具のPCを置いていきます。

 

このゲームは班対抗です。このクラスは6班あるので先ほど細長く並べた3列の端と端に各班スタンバイします。スタートの合図とともに、端と端から各班1人ずつ並べられた文具のPCを読んでいきます。列の真ん中あたりで敵チームに出会ったら、じゃんけんです。

「rock、scissors、paper、 1、2、3!」

じゃんけんに勝ったらどんどん先に進むことができ、負けたら引き返し最初からやり直さなくてはいけません。

このゲームは正確さとスピードが必要です。全ての班のメンバーが参加して早く終わった班が優勝です。

ゲームを取り入れての45分の英語授業は生徒たちに毎回好評で、大変人気があるようです。

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