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大渕 ゆかり
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日本人が英語を話すための論理トレーニング

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こんにちは。 大渕ゆかりです。


私が小学校2年生から教えていてこの春に中学生になったCちゃん。

最近、宿題をやってきません。中学生になって新しいお友達もできて、

そちらに興味が行ってしまっているようです。


Unit毎にテーマは変わっても同じパターンで繰り返される教材に飽きている

部分もあるのかもしれないと思い、きょういつもとは違うアプローチをしてみました。


今日、使った教材は、つくば言語技術教育研究所の三森ゆりかさん著の

「子どものための論理トレーニング・プリント」という本です。

著者は「(母語であれ)言葉の技術を習得する為には、議論し、その結果考えたことを作文にまとめる作業の繰り返しが重要です」と本書の前文に書いています。


これはまさに、私がドイツ語を習得した時に思い知らされたことで、また、三森さんも書いていられるように、日本語教育の中ではほとんどなされていないことです。


一方、西洋文明の中ではこの「議論し考えをまとめる」という実社会で必要とされる言語機能を、小学生から10代のうちに徹底して教育されるのです。


となれば、日本人が外国語で話そうとした時に、語学の知識の程度に関わらず、まずはこの部分でつまづいてしまいがちです。意見を求められても急には考えつかず、またその為に必要な単語を知らなければ、「あ~、、う~、、」です。そして、やはり話せない、となってしまうのではないでしょうか?


さて、初めてこの本を使ったCちゃん、ちょっと興味を覚えつつも戸惑った様子でした。

初めはある物事について、花子ちゃんと太郎君が説明するのをいくつか読んで、どちらの説明が解りやすいか? それはどうしてなのか? 考えます。

次に今度はCちゃんに「イラストを見てそこに描かれてあることを、聞いた相手が絵を描けるように」説明して貰います。

すると、目に付いたことをばらばらと口にし始めました。

「あれあれぇ、それではさっきの、説明が判りにくかった花子ちゃんと一緒じゃない?」と私。


このような論理の構築トレーニングを母語で重ねて、頭の中にそういう考え方が出来てこそ、

外国語でも論理的に話せるようになるのだと思います。


この本は「大人にも使えるように工夫してある」と著者が述べているように、私も大人のクラスで使用して見てその確かさを実感しています。


外国語学習者の方に、ぜひお勧めしたい一冊です。



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