- 小林 幹夫
- 有限会社 電気の問題解決
- 静岡県
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
よくお客さんが、「設定温度28℃にして換気扇をまわしておけば、節電になるんだろう」というようなことを言われます。
これってすごい勘違いなんです。換気扇なんかは排気すれば当然そのぶん外気が入ってくるので、夏場・冬場は大きな空調負荷となります。
空調を切って窓を開けている状態では、換気扇を回すのは有効ですが。
要するに、夏・換気扇で換気すればするほど冷気が外に逃げていき、代わりに熱い空気がどこからか入ってくるんです。
そこで登場するのが全熱交換機です、三菱のロスナイという商品名でご存知でしょうか、出ていく冷気と入ってくる暖気を機器内で熱交換させ熱の損失を少なくできます。でも今回の節電では微妙です、外気の導入制限をしたほうがいいと思います。換気扇の使用も、キッチンやトイレなど以外は使い方と使用時間を考える必要があるでしょうね。
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