- 遠藤 浩
- 遠藤浩建築設計事務所
- 埼玉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
一般的に、直線階段で昇り口や降り口の方向を変えるには、図のように昇り口と降り口のところで扇状に割って廻りながら方向を変えます。
これは、廻り部分で昇り降りするリズムが変わったり、踏面が三角で足を置く部分が少ないため、つまずいたり落ちたりして危険です。
写真は、これを解消した階段です。
少しづつ、廻る側を絞っていく方法です。
常に同じ歩幅で昇り降り出来て、踏面の極端に狭くなる部分がなく、自然に廻れる階段です。
全て、階段の寸法が違うため大工さん泣かせの階段ですが、安心して昇り降り出来るのが一番なので良く設計に取り入れます。
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