今回は、鉄骨住宅でのシロアリ被害事例を紹介します。
こちらは、今年の5月にヤマトシロアリ(日本で一番ポピュラーなシロアリ)の羽アリが発生している物件です。
今回の侵入場所は、配管カバー(写真1)です。この配管カバーの断熱材は、シロアリにとって齧りやすく、快適なので侵入されやすい部分となります。
実際にヤマトシロアリの生息も確認され、トイレなど水回りの床下に被害が及んでいました。
写真2は、鉄の大引きの上にある根太(木材)が被害を受けている状況です。
シロアリの被害は、木造、鉄骨、コンクリート造などの構造に関係なく起こってしまいます。
鉄骨住宅でも、床がボコっと抜けてしまったり、築半年以内で既に被害が出てしまったような建物を、私たちは何件も見てきています。
シロアリ対策の基本というものは、鉄骨も木造も同じです。定期的なメンテナンスをしてれば、全ては防げる被害です。
↓↓シロアリの情報・お問い合わせサイトはこちらより↓↓
このコラムに類似したコラム
台風大雨対策の為に、大雪の後に雪が積もっている雨どいを撮影しておきましょう。 大長 伸吉 - 不動産投資アドバイザー(2014/02/09 18:00)
瑕疵担保責任③~中古住宅の場合 森田 芳則 - 不動産コンサルタント(2013/04/01 15:43)
平田厚「Q&A土壌汚染対策法解説」(三省堂)、まとめ 村田 英幸 - 弁護士(2013/02/26 19:03)
堅固建物・非堅固建物の区別 矢崎 史生 - 不動産コンサルタント(2013/02/18 11:33)
平田厚「Q&A土壌汚染対策法解説」(三省堂)、2 村田 英幸 - 弁護士(2012/10/25 18:23)