- 澤田 且成
- アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
- 東京都
- ブランドコンサルタント
No.154 キユーピーに学ぶパッケージデザインの一貫性
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ブランディング・ブランド戦略パートナーのアイディーテンジャパン
(http://www.id10.jp)は中小企業のブランド戦略を支援しています。
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No.154 キユーピーに学ぶパッケージデザインの一貫性が育てるブランド力
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.01.20
ブランディングニュース『企業ブランド戦略の成功と秘密』
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【セミナーのお知らせ】
『ブランディングのアプローチとブルーオーシャン市場の創造
ブルーオーシャン戦略から見たQBハウスに学ぶ、
競争しない新市場の創造』
ついに待望のセミナー企画がリリースされます!
世界で41言語に翻訳され、販売冊数は200万部以上の大ベストセラー、
「ブルーオーシャン戦略」(和訳 ランダムハウス講談社)。
他社との激しいで血まみれになる状態を「レッドオーシャン戦略」、
競争がない未開拓の市場を創造することを「ブルーオーシャン戦略」
と位置づけ、本書ではそのフレームワークを紹介しています。
このブルーオーシャン戦略の成功事例として、
ソニーや任天堂と同じく紹介されている、
10分1000円の散髪ショップ、QBハウスの創業者 小西國義氏に
市場鈍化の中で生き残りをかけた新規事業の見つけ方と
事業開始までの仕込み方についてお話をいただけることになりました。
また、中堅・中小・ベンチャー企業の方々が
ブルーオーシャン戦略の実践方法についてより分かりやすく
ご理解いただけるように「日本のブルー・オーシャン戦略
10年続く優位性を築く」(ファーストプレス)の共著者であり
早稲田大学大学院准教授の池上重輔氏にも登壇いただきます。
夢の共演セミナーです。
お見逃しなく・・・。
セミナーの詳細はこちら
⇒ http://www.id10.jp/seminar/110407
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
今年に入り、一段と寒さが厳しくなってきました。
地域によっては、豪雪で大変なご苦労もされており、
心からご無事をお祈りするばかりです。
さて、今回のブランディングニュースでは、
パッケージデザインについて考えていきたいと思います。
そもそも商品を保護する役割のパッケージに、
デザインを施したのは1800年にさかのぼります。
世界初といわれるパッケージデザインは、チョコレートでした。
そこから200年以上を経た今、パッケージデザインは
内容物よりも先に、消費者へ情報を伝える価値媒体へ
進化を遂げました。
こうした"商品の顔"ともいえる
パッケージデザインのブランド的役割について、
今回はキユーピーマヨネーズを例に考えていきたいと思います。
キユーピー株式会社
http://www.kewpie.co.jp/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
キユーピーに学ぶパッケージデザインの一貫性が育てるブランド力
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
キユーピーに学ぶパッケージデザインの一貫性が育てるブランド力
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■ 発売当時から変わらぬ「赤いキユーピー」
国産初のマヨネーズとして、
キユーピーが瓶詰めマヨネーズを発売したのは1925年。
その当時から変わらないのが、
パッケージ中央に描かれた「キューピー」です。
天使のキューピッドをモチーフにデザインしたキユーピーは、
日米で商標登録も行い、トレードマークとして
現在も外袋とボトル中央にデザインされています。
透明なボトルに描かれたキユーピー。
想像するのは「キユーピーの肌の色=マヨネーズ」ということ。
キユーピーを思い浮かべるたびに、マヨネーズを連想するという
巧みなデザイン戦略には、86年を迎えた現代においても
思わず唸ってしまいます。
また、マヨネーズ自体の色に映えるよう赤のパターンで統一。
その後、ラインナップの拡大にあわせて若干の変更があったものの、
「赤いキユーピー」は86年経った今も変わらず、
強烈な記憶として脳裏から離れることはありません。
続きはこちらから。
⇒ http://www.id10.jp/node/286
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