- 澤田 且成
- アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
- 東京都
- ブランドコンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
No.153 理念とニーズを橋渡しする「エコナビ」の商品展開
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ブランディング・ブランド戦略パートナーのアイディーテンジャパン
(http://www.id10.jp)は中小企業のブランド戦略を支援しています。
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No.153
理念とニーズを橋渡しするPanasonic「エコナビ」の商品展開
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.01.10
ブランディングニュース『企業ブランド戦略の成功と秘密』
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【セミナーのお知らせ】
『ブランディングのアプローチとブルーオーシャン市場の創造
ブルーオーシャン戦略から見たQBハウスに学ぶ、
競争しない新市場の創造』
ついに待望のセミナー企画がリリースされます!
世界で41言語に翻訳され、販売冊数は200万部以上の大ベストセラー、
「ブルーオーシャン戦略」(和訳 ランダムハウス講談社)。
他社との激しいで血まみれになる状態を「レッドオーシャン戦略」、
競争がない未開拓の市場を創造することを「ブルーオーシャン戦略」
と位置づけ、本書ではそのフレームワークを紹介しています。
このブルーオーシャン戦略の成功事例として、
ソニーや任天堂と同じく紹介されている、
10分1000円の散髪ショップ、QBハウスの創業者 小西國義氏に
市場鈍化の中で生き残りをかけた新規事業の見つけ方と
事業開始までの仕込み方についてお話をいただけることになりました。
また、中堅・中小・ベンチャー企業の方々が
ブルーオーシャン戦略の実践方法についてより分かりやすく
ご理解いただけるように「日本のブルー・オーシャン戦略
10年続く優位性を築く」(ファーストプレス)の共著者であり
早稲田大学大学院准教授の池上重輔氏にも登壇いただきます。
夢の共演セミナーです。
お見逃しなく・・・。
セミナーの詳細はこちら ※申込は2011年1月中旬開始
⇒ http://www.id10.jp/seminar/110407
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
お正月もあっという間に過ぎ、いよいよ仕事も始まりました。
新しい年を迎え、決意もあらたに行動される方も
多いのではないでしょうか。
2011年末に完成する「東京スカイツリー」のように
歴史に残る成長を、遂げていきたいものですね。
さて、今回のブランディングニュースは、
先日からラスベガスで開催されている
国際家電ショー(CES)でも注目を集めた
Panasonicの商品群ブランド「エコナビ」を取り上げます。
エコナビが新市場を創出し成功した事例は、
このブランディングニュースでも138号で紹介しましたが、
今回は、「環境」という理念と、消費者ニーズの真意という点から
もう一度クローズアップしていきたいと思います。
エコナビ(econavi)
http://panasonic.jp/econavi/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
理念とニーズを橋渡しするPanasonic「エコナビ」の商品展開
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
理念とニーズを橋渡しするPanasonic「エコナビ」の商品展開
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■ 視覚的に浸透させたのは「環境に優しく、便利で快適、かつ経済的」
パナソニックが環境に配慮した商品を「エコナビ」として発売しはじめて、
1年が過ぎました。
当初は8種のカテゴリーからスタートしたエコナビは、15種にまで拡大。
総出荷数は600万台に上る人気ぶりです。
「エコ」というテーマ性をもった商品は市場に数多く存在する中で、
なぜエコナビが売れるのでしょうか。
少し考えてみたいと思います。
そもそも家電メーカーは、商品企画などの部門が、
マーケティングや消費者ニーズを読み取り、新商品を世に送り出します。
デジタル家電を除いて、ほぼ日常生活に必要な家電が揃っている
現代の日本では、「環境」や「省エネ」といったものも
一機能として従来のものに付加されるケースがほとんどです。
こうした環境に優しい機能は、他の機能と比べると
「不可欠なものではないが、あった方がいい機能」になってしまい、
その分高価になってしまっていました。
しかし、エコナビは違います。
「暮らしの中で、家電がムダを見つけて、自分でエコする」
(Panasonicエコナビページより)とあるように
経済的なエコへの配慮をも商品の特徴として組み入れました。
つまり「環境にやさしい」という理念も
「便利で快適」「経済的」というニーズも叶えられる、
従来にはない新たなマーケットへの挑戦として
コンセプトを打ち出したのです。
ラスベガスの「国際家電ショー」(CES)では、
これまでは先進的なIT技術を取り入れたデジタル家電を中心に
世界へ情報発信をしてきましたが、
昨年は、こうした考えによる技術活用をテーマに
白物家電のコーナーが新設されました。
エコナビ自体の出展はなかったものの、
韓国・サムスンが同様のコンセプトで出展し世界から注目を集めました。
続きはこちらから。
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