顧客満足が奇跡を起こすとき - 顧客満足・CS改善 - 専門家プロファイル

深井 貴明
商売設計株式会社 感性マーケッター | セールスコピーライター
広島県
マーケティングプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:販促・プロモーション

澤田 且成
澤田 且成
(ブランドコンサルタント)
今井 英法
今井 英法
(経営コンサルタント)
山田 祐子
(旅館・民宿プランナー)
山田 祐子
(旅館・民宿プランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

顧客満足が奇跡を起こすとき

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 販促・プロモーション
  3. 顧客満足・CS改善

新聞を読んでいたら、驚くような記事が掲載されていました。
記事の内容はこうです。
「ディズニーランドを運営する株式会社オリエンタルランドは2009年3月期の連結業績は、
売上高、営業利益のいずれも過去最高。入園者数は、過去最高の2722万人」というもの。

 

2009年といえば、不景気の真っただ中です。
不景気になれば、家計費から真っ先に削られるのは娯楽費です。
ディズニーランドで遊ぶ費用は、大きな娯楽費のはず。
そんな不利な状況において、この結果はまさに奇跡です。

 

なぜ、この不景気の中、ディズニーランドは過去最高の売上を出せたのか?
その理由の一つに、販促活動に力を入れたことが挙げられます。
数多くのイベントを開催し、来場者を集める努力をしました。
しかしそれだけで、この大不況という逆風を乗り切ることはできるでしょうか?
今回の成功には、積み重ねた顧客満足が大きく寄与していると、私は考えます。

 

お客様は、購入した商品に満足すれば、その後も商品を買い続けてくれます。
新商品を案内した際も、快く読んでくれます。 それは当然、販促結果にも良い影響を与えます。
もし、商品に不満があれば、商品を買い続けることも、新商品を購入することもなくなります。
このように、商品満足度は、その後の販促結果にも大きな影響を与えるのです。

 

ディズニーランドは、顧客満足を重視し運営してきました。
その積み重ねてきた顧客満足が、今回の成功を支えていたはずです。

 

ものが売れないのは、不景気のせいではありません。
不景気になれば、娯楽費は削減されますが、まったく使わなくなるわけではありません。
よく吟味してお金の使い先を選ぶようになるのです。
お金の使い先として選ばれるかどうかは、積み重ねてきた顧客満足がものをいいます。
そしてときに、積み重ねてきた顧客満足は、奇跡をも起こすのです。

 

そのほかの、商売繁盛に役立つ話を読みたい方は、こちら

私のブログを読みたい方は、こちら

このコラムに類似したコラム

新製品リリースに向けた展示会出展に関する検討事項について 今井 コウジ - イベントプランナー(2010/08/16 17:39)

健康になるためにジムに通う。売上げを増やすためには何をする? 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/09/10 10:41)

店の健康診断「顧客満足度調査」をしよう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/09/09 06:15)

お客様満足度調査を分析して経営戦略に結びつけよう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/09/08 06:09)

「満足」よりも半歩上を目指そう! 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/09/07 06:55)