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閲覧数順 2024年04月19日更新

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家事が嫌いになる心理学的な理由とその解決方法

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恋愛セラピストあづまです。

家事が嫌い、という女性がいます。

家事が上手でないので、苦手意識があるというレベルではなくて、何か拒否したい気持ちになったり、嫌悪感があったりする場合、単なる好みの問題ではないので、注意が必要です。

ズバリ、原因から行きますが、「家事が嫌い」という女性に対して「お母さんが不機嫌に家事をやっていませんでしたか?」と尋ねると、かなり高い確率で「はい」という答えが返ってきます。

お母さんが「私はこんなに大変な中、頑張っているのよ!(だから味方して/だから言うことを聞いて)」というオーラを出して家事をしていると、子供 は家事と親の不機嫌さを心の中で結びつけてしまい(心理学用語で「アンカーリング」といいます)、家事に対して嫌悪感を抱くようになります。

親の役目としては、生活を楽しみ、大人になったらこういう風に楽しく生きることができるんだよ、という手本を見せることが、実は一番大事なことだというのが、あづまの持論なのですが、

家事が嫌いという女性の場合、母親が、そのような手本になってくれなかったわけです。


今これを読んでいるあなたが、家事嫌いである場合、
「お母さんみたいになりたくない」という気持ちがないかどうか、ご自分の心を探ってみてください。


さて、母親の不機嫌が、自分の家事嫌いの理由であったことが、明らかになったとして、ではそれをどうやったら解決できるのでしょうか。

自分のためにやる。
まず、そこから始めることです。

「料理が嫌い」を例にとって説明しますね。
母親が不機嫌に料理していた。
→子供である自分は、無意識に罪悪感(重たい感じ)を感じていた。
→料理と重たい感じが、心の中で結びついている。
→料理は、なんとなく嫌いで、やりたくない(そんな自分が女らしくないので嫌い)。

これを、よくよく分析してみると、
母親は、自己犠牲して、料理していた(本当はやりたくないが、家族のため、という偽善)
→本当は、料理ではなくて「自己犠牲の姿勢」が嫌いだった。
→「料理」と「自己犠牲の姿勢」を心の中で「切り離す」ことができれば、解決に向かう。
→「自己犠牲でない料理」を体験することが、一番の心のクスリ。

ということになります。
そこで、次のふたつを提案します。

続きはこちら 「心理学に関するコラム:女と男の心のヘルス

 

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