クラウド革命がもたらす未来の経済と社会の変化 その1 - IT戦略 - 専門家プロファイル

清水 圭一
日本クラウドコンピューティング株式会社 
東京都
IT経営コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月06日更新

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クラウド革命がもたらす未来の経済と社会の変化 その1

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中小企業経営にクラウドコンピューティングを活用

皆さん、こんにちは。
日本クラウドコンピューティング株式会社の新井です。


今日は、題名からも分かるように、大きな範疇でクラウドコンピューティングがもたらす未来の経済と社会の変化についてお話していこうと思います。


さまざまなクラウド関連の書籍や記事などは、クラウドコンピューティングは、IT社会が便利になる道具程度にしか考えていませんが、これから十数年に渡り、私達が暮らす社会や経済に大きな影響を及ぼしていくことを、誰も語ろうとしないので、あえて批判を受けるのを覚悟でお話したいと思います。


私どもは講演やコラム記事、お客様先などで、これれから「クラウド革命」が起きると申し上げてきました。受け手にとっては、「革命」ということを使うことは、単なる煽りや大げさに聞こえるのかもしれません。


しかし、私どもは、この「クラウド革命」という言葉を、「革命」という語義通りに使っているのです。

その「革命」が引き起こす遠くて近い未来をお話したいと思います。


その未来とは、大きく分けて、次の3つとなります。


一つ目の未来は「コンピューターが人間を操られる世界になる」ということです。


現在、私達は、人間が行う処理を、コンピューターを使うことによって、その利便性を享受しています。

 

つまり、帳票を処理したり、計算したり、デザインを作画したり、人間の意志によってコンピューターにある種の仕事をさせているのです。


しかしながら、クラウド化が進むことにより、膨大な情報をクラウド上に置くことが出来るようになってきています。

 

その膨大な情報を元に、個人では所有できないような大規模なコンピューターがその情報を分析し、その結果を人間にアウトプットし、人間に行動を促すようになるのです。


例えば、CRMのクラウドサービスで有名な、セールスフォースがそのひとつです。営業状況や顧客へのコンタクト履歴を入力して管理することにより、クラウド側がその情報を分析し、コンタクトが一定期間過ぎようとしている顧客への訪問を営業担当者などに促したり、社内の関係者、管理職などに、営業担当者のフォローの必要性などを進めてきます。


また、ソーシャルネットワークサービスのfacebookも同じです。知り合いや友人関係、所属などのデータ


ーから、facebookによって分析され、facebookに登録しているけど、自分が気付いていない知り合いなどを探し出してきてくれます。


そして、facebookが「知り合いかもしれないので、メッセージを送ってみましょう」と勧めてくるのです。

この流れは、今後、どんどん加速して、私たちの日常生活でも多くなってきます。

 

つまり、今までクラウドにアクセスする端末は、パソコンや携帯電話などの端末に限られてきていますが、これが冷蔵庫やエアコン、テレビ、自動車、腕時計など、ありとあらゆる家電に、クラウドへのアクセス機能が実装され、そのデータがクラウドに集まりだします。


すると、現在、セールスフォースやfacebookで行われていることが、日常生活でも起こり始めてくるのです。


例えば、冷蔵庫に入っている食材が不足しているから補充したほうが良いとか、いつも自動車を運転している経路は、他の経路と比べて時間がかかるので、変えたほうがいいとか、いつもしているテレビ録画の内容から、その持ち主が興味を持つような番組が放送されたら勝手に録画をして見るように進めたりなどといった具合にです。


国家レベルで考えれば、「最近、国民でやり取りされているメールやTwitter、Webなどから、政治に対する不審が募っているので、政治家はこのような対応をしてください」などということなどが出来るかもしれません。


つまり、クラウド上にあるコンピューターが、膨大な情報を分析して人間に通知し、行動を促すような世界、言い換えれば、コンピューターが人間を操る世界が到来しようとしているのです。


しかし、コンピューターが人間を操るというのは、決して否定的なことではありません。そのことにより、私たちの暮らしがより便利になり、安全で快適な生活が出来るようになる可能性のほうが遥かに大きいのです。


そして、このクラウドを積極的にビジネスや日常生活で使おうとする人たちにとっては、素晴らしい時代に突入するのです。


今までは、なかなか正確に捉えることが出来なかったお客様のニーズを的確に捉え、それを製品やサービスに反映できるようになったり、自分の仕事の傾向や内容の間違えなどを、自動的に検知して、修正してくれたり、健康的な食生活が出来るようになったりといった具合にです。


このような、クラウドがもたらす未来に危惧をするのではなく、クラウドがもたらす恩恵を最大限に活用する事こそが、私たちの未来も明るくしてくれるのではないでしょうか。


二つ目以降のクラウドがもたらす未来については、また、次回に。

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