- 新谷 義雄
- 行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 京都府
- 行政書士
対象:保険設計・保険見直し
更新型の定期タイプを例に見ると、30歳時に保険料約4500円程で加入した保険金3000万円の保険が、40歳の更新時には8000円、50歳時には17,000円と更新の際に保険料が上がっていき、その時になって初めて保険の見直しの必要性を感じる方が多いのではないでしょうか。
更新時の年齢で保険料が計算されますので加入当初は負担が小さいと思っていた保険が、10年後の更新時に思ったよりも高負担になる場合です。
前回のコラムでも「必要保障額」が変化する事を書きましたが、定期保険のような「遺族の生活費の為に必要とするお金」は時間の経過とともに逓減します。それにも関らず、保険金が10年前と変わらず3000万円のままとすれば、ムダな保険料を支払っている事になりますね。
定期保険のように時間の経過に関係なく、保険期間中は一定額の保障よりも、毎年保険金が一定額づつ減らし、それに合わせて保険料も安くなるのが「逓減定期保険」です。必要保障額の変化に合わせて自動的に保険金と、毎月の保険料を見直せるので合理的ですよね。
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