地図の話(1)大学生に世界地図を描いてもらった - 就職活動サポート - 専門家プロファイル

岩崎 寿次
株式会社 広報システム研究所 代表取締役 作文・表現力トレーナー
キャリアカウンセラー

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地図の話(1)大学生に世界地図を描いてもらった

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先々週から先週にかけて、東京の某大学で作文の集中講義をやったのですが(夏休みなのに!)、

あるとき、時間が余ったので、思いついて学生に世界地図を描いてもらったんですね。


「エー、世界地図描けねえな・・・」とか、ぼやきながら

それでも嬉々としてボードに向かう学生諸君でした。文句も言わず、ほんとに素直ですね。

 

10数人の学生に分かるところだけでいいからと順々に描かせて、上書きしてもらった。

最初にしぶしぶ描かされた学生の世界地図は、5大陸の輪郭が分かる程度。

ユーラシアの東(シベリア以東)は不鮮明で、ほとんど中国がない!そのくせ、日本

は大きく立派に描かれている。意外に愛国心旺盛だが、領土問題になりそう。

 

一番、修正を重ねたのは、なぜかオーストラリアだった。

せっかくワタリガニふうのオーストラリアが描けたのに、次の学生が無情にも消し去って、

とんでもないオーストラリアに描きあらためられ、全員爆笑もあった。


学生が描いた世界地図で気がついたこと、いくつか。

1)アフリカ大陸の孤立
大陸がかなり下に描かれて、ヨーロッパとのつながりが皆無。ジブラルタルのあたりは、相当の距離があり、海峡どころではない。アラビア半島との間も、大きな海が横たわっている。

2)ロスとNY所在の、あいまい

主要都市を地図に入れさせた。彼らの感覚では、東海岸も西海岸もなさそうだ。ついには、東海岸にNYがあり、その南にロスという結論になった。アメリカ文化の象徴的都市も、彼らの手にかかると、惨めな存在感だ。

3)東南アジアの、モヤモヤ
みんな、知らないんだネエ、東南アジア。マレー半島も、インドネシアも、フィリッピンも、彼らの頭の引き出しには存在しないらしい。当然のことながら、上海、台湾、香港の位置関係がでたらめ。もう・・・どうなってるんだか。

4)北と南の、大騒ぎ
北極圏近くになると、さっぱり分からない。アイスランド、グリーンランド、カナダ北部の消滅。最初はスカンジナビア(スエーデンとかの)すら存在しなかった。南も認識の外。アフリカの下がどうなっているのか、たちまち大騒ぎになった。

 

ウーン、こんなものかな。これが大学生の平均とはいわないが、かなりジッタイには近いでしょう。

そんなわけで、笑いっぱなしの楽しい時間を過ごしました。

学生諸君も、楽しかったらしい。翌日には世界地図を持ってきた学生が何人もいましたよ。

休み時間はそれを囲んで盛り上がって、じゃあ、次回は日本地図をやろうかっていったら、

ああ、もう勘弁と言いながら、案外やりたそうな表情。

こういう頭の体操、グダグダした夏には、けっこういいですね。

就職対策の授業が少々横道にそれた感。

 

まっ、たまにはいいでしょう!

これからの人材は、いつも世界を感じておきたい、というのが本講座のポリシーですからね。

ロンドンやニューヨークや上海がどこにあるかも知らないじゃ、済まされないでしょ!

 


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