人からコンクリートへ - オフィス建築・デザイン - 専門家プロファイル

佐嘉田 英樹
常務取締役 不動産AM事業部長
福岡県
不動産コンサルタント

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対象:商業建築デザイン・設備

高田 剛
高田 剛
(インテリアデザイナー)
石嶋 寿和
(建築家)

閲覧数順 2016年12月07日更新

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人からコンクリートへ

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不動産コンサルティング まちづくり

先日、「人からコンクリートへ」という題目で、建築家・安藤忠雄氏が講演があったという。

http://www.jci-net.jp/rally/2010/event/tokubetu.pdf

講演内容は、http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20100709/542242/

で公開されている限りで知らないが、

・社会は『コンクリートから人へ』であるが、それはちょっと違うのではないか

・建築は人を集める場所であり、ハコではない。もう一度コンクリートは必要になる。人が集まって楽しそうにしている姿を私はもう一度見たい

などと主張されたそうだ。

 

講師の安藤氏は今や日本を代表する建築家のひとりで、打ち放しコンクリートの住宅や商業施設などを多く手掛けられ、コンクリートには人一倍の想い・こだわりがあることは容易に想像がつく。その氏が、民主党の「コンクリートから人へ」というスローガンを掲げていることに対してモノ申している構図は、ある意味センセーショナルなアンチテーゼとなっている。

弁証法では、この後統合命題「ジンテーゼ」を明示しなければならない。そこで、氏が言われるように「建築は人を集める場所であり、人が集まって楽しそうにしている姿」を追求するものである。つまり、建物は単にその空間を提供する場としての存在のみならず、快適性・機能性をもって人々を集客し、それでもって人々の満足と幸福感を実感させる存在でなければならない。当然人が集まれば、イベントが開かれ、消費し、回遊することになる。そしてそこから新たな創造力が生まれ、新たな価値を創出する。

結局、これからの施設は、このようなハードとソフトが融合し、新たな価値を創造し、情報発信と情報集約の機能を有することが求められ、その両者を如何に発揮できるか、ということをコンセプトの中に魂を入れ、それを実現すべく運営するのか、という点が重要になろう。

不動産の有効活用の一端を担う私も、そのような観点からプロジェクトに関わっていく必要があると認識を新たにするものである。

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