- 米山 哲夫
- 有限会社家づくり舎ファミリー 代表取締役
- 埼玉県
- 建築家
対象:新築工事・施工
日本には、四季があります。
夏の太陽と冬の太陽は、 角度も日照時間も違います。
その対策の一つとして、昔から日本の家は
軒の出が長く、窓の上に庇がついていました。
よく見かける家は、軒の出が
トイまで入れて40センチメートルと ほとんどありません。
『土地が高く、敷地いっぱいに建てるんだから仕方がない』
と思いますか?
では、庭側の南面は出していますか?
おそらく出ていない家が多いと思います。
軒の出が必要という常識が、今の設計には無くなってしまったのです。
日本家屋の『軒の出』や『庇』には工夫がありました。
夏の日差しが 窓にかからない 形で造り、
冬になると、太陽が低くなるので室内に日差しを取りこむという工夫。
梅雨や秋雨の季節に外壁がなるべく痛まないように軒を出して、
雨が直接壁にかかりにくくするという工夫。
昔ながらの『日本人の知恵』を活用して欲しいと思います。
当社の家づくりの考え方は、
【断熱性や気密性を向上しエアコンで快適に】
という事より、
なるべく電気を使わず、快適にする事!
その手段の一つとして、『軒の出』にも
スポットライトを当てています。
他にも、自然素材使う事や、
昔の日本の知恵を取り入れた工法の
通気断熱WB工法を使った家づくりをお勧めしています。
(詳しくは以下のホームページへ)
今日本の温暖化対策運動は、
マイナス6%からチャレンジ25に変わりました。
もちろんLEDや太陽光発電も推進していきますが、
昔の日本の良さも踏まえた家づくりで、
チャレンジ25に貢献したいと思います。
あ!
でも、言った人 いなくなっちゃいましたね!!
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