- 根岸 春
- 歯・あご・口腔診療科 れいわ医院 院長
- 埼玉県
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
歯を多数失う主な原因は歯周病なので、病原菌(の固まり)を自分で(セルフケア)歯科医院で(プロケア、PMTC)早期発見、予防、きちんと処置をすれば大丈夫 は何故おかしいのでしょうか?
次のような現象があるのは歯科医なら皆(?)知っています。
1,下の歯が全部有って上が全部無い人がいる。歯周病菌は同じ口の中でも片側にしかいないのか?
2,非常に良くプラークを除去していても歯の骨が減って駄目になる場合がある
効果があるからといって,細菌が活動しているからといってそれが原因である、駄目になるのは努力不足、年のせい、偶然、個人差で片づけるのはおかしなことです。
歯が多数駄目になる本当の理由は知らないうちに自分で歯に噛むような負荷をかけ、組織が弱り、負けたからです。歯周病だから、予防をしないから、きちんと治療をしないからではありません。普段から上下の歯を合わせている、歯に負担がかかった状態が”歯牙接触症”で歯も体の緊張部分もアブナクなります。噛みしめではありません。単なる癖ではありません。
負担のかかった体はゲンキがない、負けやすいのです。早期発見とは次元の違う話です。
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