住宅ローンの「商品概要説明書」で手数料等を調べよう - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

渡邊 英利
FPワタナベ ライフデザインオフィス 
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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住宅ローンの「商品概要説明書」で手数料等を調べよう

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住宅ローンの「商品概要説明書」で手数料等のコストを調べよう



こんにちは。住まいの資金計画を専門のひとつとする
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。

ここでは、住宅ローンを比較検討するにあたり、気になる手数料等
コストの調べ方をご紹介します。

住宅ローン商品の情報がまとめて記載されています


みなさまが住宅ローンを選ぶ際、インターネットで情報収集をする
のはもはや当たり前となっていることでしょう。
オールアバウト プロファイルをご覧の知的好奇心旺盛なあなたは、
その代表的な存在です。

金融機関のウェブサイトには、金利が何%であるかは目立つ文字で
表記されています。

一方で住宅ローンにまつわる手数料などのコストは、すぐには見つ
かりません。どこを見ればよいのでしょうか?

「商品概要説明書」という記載があれば、そこをクリックしてみて
ください。表形式で記載されたページあるいはPDFファイルで、
住宅ローンに関する情報が詳細に記載されています。

なかなか見つからない場合、「○○銀行 商品概要説明書」と検索
をかけてみるのもいいですね。

大手銀行では、商品概要説明書一覧というさまざまな金融商品の
説明書を記載したページがあります。

何が書いてあるか?


住宅ローンの商品概要説明書には、次のようなことが書かれています。

 ・商品名(○○銀行住宅ローン)
 ・ご利用いただける方
 ・資金用途
 ・借入金額
 ・借入期間
 ・借入金利の適用ルール
 ・金利方式の切り換えについて
 ・返済方法
 ・保証料、保証人について
 ・担保(抵当権について)
 ・団体信用生命保険について
 ・火災保険について
 ・事務手数料について
 ・繰上返済について

気になるコストを調べてみよう


1.事務手数料

 商品概要説明書では、「不動産担保取扱手数料」と記載されている
 場合があります。およそ3万円〜という金融機関が多いです。

2.保証料

 住宅ローンを申し込む場合、多くのケースで保証人を立てる代わりに
 金融機関指定の保証会社を利用します。その場合の保証料率が記載
 されています。
 一括前払い方式の場合は、借入額100万円あたりいくら、金利に上乗せ
 する方式の場合は、0.2%〜0.3%上乗せという形になっております。

3.繰上返済手数料

 繰上返済手数料は、一部繰上げか全部繰上げかの区別があり、
 金利タイプが固定金利か変動金利かによって手数料が異なります。

 一般的には、変動金利で一部繰上げの場合は5,250円、固定金利で
 一部繰上げの場合は31,500円というケースが多いです。しかし、
 繰上返済手数料は、金融機関によって様々ですので、商品概要説明書
 を読んで比較検討するとよいでしょう。

4.その他

 金利タイプを変更する際に、特約金利切替手数料がかかる場合も
 あります。

 繰上返済をした場合、一括前払いした保証料が戻ってくるケースが
 あります(戻し保証料の返戻)。
 その場合に保証会社事務手数料が差し引かれるなどの返戻ルールが
 記載されています。


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