- 渡邊 英利
- FPワタナベ ライフデザインオフィス
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
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住宅ローンの「商品概要説明書」で手数料等のコストを調べよう
こんにちは。住まいの資金計画を専門のひとつとする
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
ここでは、住宅ローンを比較検討するにあたり、気になる手数料等
コストの調べ方をご紹介します。
住宅ローン商品の情報がまとめて記載されています
みなさまが住宅ローンを選ぶ際、インターネットで情報収集をする
のはもはや当たり前となっていることでしょう。
オールアバウト プロファイルをご覧の知的好奇心旺盛なあなたは、
その代表的な存在です。
金融機関のウェブサイトには、金利が何%であるかは目立つ文字で
表記されています。
一方で住宅ローンにまつわる手数料などのコストは、すぐには見つ
かりません。どこを見ればよいのでしょうか?
「商品概要説明書」という記載があれば、そこをクリックしてみて
ください。表形式で記載されたページあるいはPDFファイルで、
住宅ローンに関する情報が詳細に記載されています。
なかなか見つからない場合、「○○銀行 商品概要説明書」と検索
をかけてみるのもいいですね。
大手銀行では、商品概要説明書一覧というさまざまな金融商品の
説明書を記載したページがあります。
何が書いてあるか?
住宅ローンの商品概要説明書には、次のようなことが書かれています。
・商品名(○○銀行住宅ローン)
・ご利用いただける方
・資金用途
・借入金額
・借入期間
・借入金利の適用ルール
・金利方式の切り換えについて
・返済方法
・保証料、保証人について
・担保(抵当権について)
・団体信用生命保険について
・火災保険について
・事務手数料について
・繰上返済について
気になるコストを調べてみよう
1.事務手数料
商品概要説明書では、「不動産担保取扱手数料」と記載されている
場合があります。およそ3万円〜という金融機関が多いです。
2.保証料
住宅ローンを申し込む場合、多くのケースで保証人を立てる代わりに
金融機関指定の保証会社を利用します。その場合の保証料率が記載
されています。
一括前払い方式の場合は、借入額100万円あたりいくら、金利に上乗せ
する方式の場合は、0.2%〜0.3%上乗せという形になっております。
3.繰上返済手数料
繰上返済手数料は、一部繰上げか全部繰上げかの区別があり、
金利タイプが固定金利か変動金利かによって手数料が異なります。
一般的には、変動金利で一部繰上げの場合は5,250円、固定金利で
一部繰上げの場合は31,500円というケースが多いです。しかし、
繰上返済手数料は、金融機関によって様々ですので、商品概要説明書
を読んで比較検討するとよいでしょう。
4.その他
金利タイプを変更する際に、特約金利切替手数料がかかる場合も
あります。
繰上返済をした場合、一括前払いした保証料が戻ってくるケースが
あります(戻し保証料の返戻)。
その場合に保証会社事務手数料が差し引かれるなどの返戻ルールが
記載されています。
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ファイナンシャルプランナー 渡邊英利
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