- 徳本 友一郎
- 株式会社スタイルシステム 代表取締役
- 不動産コンサルタント
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
考えられる内容としては、まず、
「団体信用生命保険」が通らなかった場合です。
この「団体信用生命保険」とは、簡単に言うと、
万が一債務者が亡くなったり、高度障害になった際に、
この保険が下りて、残債がなくなるというものです。
基本的には、都市銀行で住宅ローンを組む場合には、
この保険に加入できることが条件となります。
保険に申し込むためには、健康状態に関する告知が必要となります。
ですので、過去に病気をされていたり、現在治療中となると、
内容にもよりますが、通らない可能性があります。
あとは、正式審査までの間に、オートローン等、
他の借入をしてしまった場合です。
事前審査をした時と条件が変わってきますので、
一から再審査をすることになります。
事前審査がギリギリで通っている場合には、
他の借入が原因で通らなくなってしまうケースもあります。
他には、転職をされた場合も、
審査内容に変更がありますので、再審査となります。
銀行に言わなければわからないのでは?
と考える方もいらっしゃるかと思いますが、
正式申込をした際には、
銀行から在籍確認で勤務先に電話がいきますので、
必ずわかります。
ちなみに、まだ転職をされていなくても、
退職することを会社に伝えてしまっていた場合は、
在籍確認の際に、「在籍はしているが、退職予定です」
と言われる可能性もあります。
そうすると、ローンは通らなくなってしまいますのでご注意下さい。
申込みをしてから、融資が実行されるまでは、
現状を何も変えずにいるのが一番です。