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閲覧数順 2024年04月25日更新

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健康と仕事の命運を決する睡眠の価値ある取り方(5)

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  1. 心と体・医療健康
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(続き)・・上記のサーカディアンリズムが乱れた睡眠障害の人に対しては、朝から明るい光を浴びる方法が有効とされていますが、それは睡眠周期を半ば強制的に正常化し、起きるべき時に起きる習慣をつけるために必要な方法です。実際に2000ルクス以上の明るい光を数十分間〜数時間浴びることで睡眠障害を改善させる治療をしている病院もあるのです。

反対に寝つきが悪い人の場合には、夜になってからの照明を暗めの間接照明にする方法も有効です。同時に目や脳に刺激となるテレビやパソコンなどのディスプレイの使用を控えるといった工夫も必要です。実際に夜のテレビを控えただけで不眠症が治る人もいるのです。

一日周期以外にも半日周期の睡眠リズムがあり、それが午後の眠気の原因となっています。そのため昼過ぎの「お昼寝」は理に適っているのですが、それも20分以内に留めた方が無難です。30分以上も寝てしまうと上記の深いノンレム睡眠となり、肝心の夜間の不眠を招いてしまいます。

規則正しい生活を心がけるのが、健全な睡眠を得る上では基本となります。ただし就寝時間は眠気に応じて柔軟に対応するのが現実的です。というのは、眠くもないのに無理に就寝し眠ろうとすると、かえってストレスとなり不眠に拍車をかけてしまいます。

つまり規則的な就寝時間が大切なのではなく、結果的に気分よく眠れるかどうかが大切なのです。眠れない時には床の中で鬱々として過ごすのではなく、一旦床から出て他の事をしながら改めて眠くなるのを待つということも時には必要です。

実際にどのような時間配分で暮らすとよく眠れるか分かりにくい場合には、「睡眠日誌」をつけるという方法も推奨されています。就寝時間や起床時間、食事の時間、夜の過ごし方などを記録し、どのような時間配分の場合によく眠れたかの傾向を把握するのです。それによって良質な睡眠が得られる最適な生活パターンを発見する可能性が高まります・・(続く)
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