簡単に説明すると、欧米の子供部屋は寝室、日本の子供部屋は部屋であるということでした。
※近年の欧米の子供部屋も日本化が進んでいるようなのでこの定義が崩れつつありますが・・・
では、話をすすめます。
今回の子供部屋が子供に影響を及ぼす その1は「コミュニケーション」です。
近年の親子のコミュニケーションが取りにくくなっていて、会話がほとんどないという話がよく出ます。しかし、私の角度から言うと、これは仕方がない側面があります。
なぜかというと、子供部屋が寝室だと、学校から帰ってきても普通は寝室にはすぐに行きません。欧米の場合は、学校から帰ってきた子供が、すぐに部屋に直行すると親は「学校で何か会ったのね」と分かります。そしてドアをノックしてコミュニケーションをとるという習慣があるのです。
(後半につづく)
※どうも400文字以上の場合は、分けるように推奨されているようです。続きは次のコラムにて。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
082-207-0888
「子供の住環境を考える」のコラム
子供が住み続けるということは?(2007/06/21 13:06)