- 大塚 嘉一
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
答えは簡単で、昔は句読点などなかったから、です。
調べてみると、句読点をつけることを、明治政府が決めたようです。
裁判所の文書は、昔はB4袋とじの縦書きでしたが、現在はビジネスシーンに合わせてA4横書きとなっています。句読点はあります。
問題は、読点が「、」ではなく「,」(カンマ)となっていることです。これも、調べてみると、政府が決めているようです。裁判所から出されている雛形でも、そうなっています。裁判所の判決書は、全て、そうなっています。句点は、「。」です。
私は、どうしてもこの「,」になじめずに、弁護士として裁判所に提出する文書でも「、」で通しています。
裁判所から、注意を受けたことはありません。
裁判官の中にも、本当は「、」で書きたいんだけどなあ、と思っている人はいそうです。
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- 大塚 嘉一
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