理由は、抗ウイルス薬の供給には限りがあるほか、過剰投与で耐性ウイルスが出現する恐れが高まるため。耐性ウイルスが広まれば、体力のない小さい子供や高齢者が困ることになります。
CDCのアン・シュケット博士は同日の記者会見で「子供でも大人でも大多数は抗ウイルス薬は必要なく、自宅で休養することで治る」と述べています。日本では、抗生剤の乱用などでは、すでに治療に支障が出ることが起こり始めています。目先だけでなく、長期展望に基づいた戦略的治療がされることを願ってやみません。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック