佐土原知子先生の「新 やさしいピアノ伴奏法」 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

藤 拓弘
リーラムジカ 代表
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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佐土原知子先生の「新 やさしいピアノ伴奏法」

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ピアノ教本について おすすめの教材
今回は、素晴らしいピアノ教材を我々に提供してくださっている、
佐土原知子先生の「新 やさしいピアノ伴奏法1」のご紹介です。



スリーコードを習得して、現場で使える両手伴奏につなげる


この教本の秀逸なところは、スリーコード(主要三和音)にとことんこだわって、
初めてコードを習得する人にも分かりやすく解説しているところです。


3コードの機能的な特徴や、つなぎ方、ドミナントモーションなどの
説明も、非常に分かりやすいです。


また、長調・短調の3コード一覧表は、コード奏初心者の方には
見やすくて、非常に使えるものだと思います。



実際、合唱や保育などの現場では、

「右手メロディー+左手伴奏」という伴奏形態の他に、
「右手伴奏+左手ベース」という伴奏も活用する必要があります。


この項では、ベース(左手)の使い方から、最も大切な「コードの連結」
まで、各種調性を用いながら、有機的に学習することができます。



伴奏法にとどまらず、楽典としても秀逸


楽典の本としても非常に素晴らしい教本です。

例えば、音程の図による分かりやすい説明などは、
難しい楽典の定番本よりずっと分かりやすい解説ではないか、と思います。


また、「トライアド」「ドミナント・セブンス・コード」「オルタネート・ベース」など、
基本的なコード奏の用語などもこの本でおさえることができます。



ピアノ講師や学校教諭は必携の一冊


表紙にもありますように、この教本は、学校用やレッスン用教材に最適です。


この教本はまさにピアノ指導者も必携ではないか、と思います。


今は、保育士や幼稚園教諭を目指す人も多く、ピアノの先生の中には、
少なからずそんな大人の生徒さんを抱えている方も多いでしょう。


実際、保育の現場で使えるのは、譜面を見て弾くことよりも、

「伴奏する技術」


「アレンジの技術」


「歌いながら弾く技術」



です。


これらを教えるための教材としても、この本は非常に有効です。



コードを基礎から勉強したい方に


また、コード奏はなんとなくできるけど、実際にきちんと勉強したことがない、
という先生にもお薦めです。


普段のレッスンで、子どもたちに歌わせるための伴奏は、マンネリ化しやすいですが、
これはいろんな伴奏のバリエーションをストックすることで解決すると思います。


この著書では、巻末に「いろいろな伴奏形」が載っていますから、
ぜひ参考にしてみてください。


ピアノ指導者も、一冊身近に置いておきたい教本ですね。


「新 やさしいピアノ伴奏法1」




※現在、ピアノ教室運営のエッセンスをメールマガジン「成功するピアノ教室」にて執筆中です。