信じてみようかな、が初めの一歩

セルフ・ヘルプ自信（Confidence） 2009-06-08 15:40

自信を持ちたい、というのは多くの人にとって
大きなテーマです。

人はどうしたらもっと自信を持てるようになるのでしょうか。
周りの人はどうやって自信を手に入れているの？と
思っている方も多いのでは。

自信には、自分自身に対してのほかにも、
人生そのもの、キャリア、恋愛、趣味や健康など
自信を持てるエリアはいろいろあります。

それぞれ自信を持てるものが増えるといいですが
やはり基盤としては、人間は自分に対して自信を持てると
他のことも自然とくっついてくるものですよね。

あなたは自分に対して自信を持っていますか？
それとも、もっと自信を持つにはどうしたらいいかと
迷っていますか？

スタートするには、いつもながらほんのちょっとのことです。

まず自分を信じてみようかしら、そうしてもいいよねと
思うことがまず最初です。

そのくらいならすぐ出来そうだと思いませんか？

絶対自分を信じる！負けないぞ！と気負わなくても
とにかくとりあえずやってみよう、くらいの気持ちなら
お気軽です。

つい何かができていないと、信じる根拠がないと
自信が持てないと思ってしまいがちですが、
人間が何かを信じるとき、根拠や証明が必ずしも
必要かというとそうでもありません。

信じるのに理由はなくても大丈夫。

そもそも、この人は信頼できそう、なんていう
程度で人は信じるもの。噂で人は動きます。

テレビ番組でこれがいいと聞けば、
何でも売り切れになりますし。

なら、自分自身に対してもそうしてみてもいい。
特別な条件をつけずに、自分を信じてみよう、
やってみよう、というのを最初の一歩です。

条件をつけていると、自信をつけてもすぐまた
新しい条件がでてくるとしぼんだり、何か比べる
対象が出てくればまた自信喪失、となり
きりがないですから。

ただ、その「信じてみようかな」の初めの一歩で
終わらないのが大事。

やってみようかなの後は、実際に本当にやってみて、
少しずつああできるな、大丈夫だな、と思えるような
経験、自信になるような経験を手に入れて
いただきたいのです。

そういえば、昨年セミナーに参加された方が、
先日開催したセミナーにもいらしてくださったのですが
そのときもこんなお話がありました。

今回参加したことで、前回参加したときと比べて
確かに変わってきている自分、目標に確実に
近づいている自分を実感できて自信になった、というもの。

人間は、最初は根拠がなくて始めたことでも、
そうした経験を重ねることでやがて事実に基づく確信に
つながります。

むしろ実際にそういう経験が欲しいものです。
事実に裏付けられた確信は、簡単には揺らぎませんから。

私がマラソンやトライアスロンをやるのも、最初から
絶対できる！というような自信があったかというと
そうでもありませんでした。

まあなんとかなるでしょう、というような感覚と
やってみようという決断と、トレーニングをとにかく
始めてみて・・・、くらいなもの。

根拠のない自信も、こうした確信や経験をつむと
根拠のある自信にもなっていきます。

できないと思っていることにトライするのも
ひとつです。

このときは、最初は不安だらけかもしれないけれど、
それでも突き進む勇気を出すこと、かな。自信などよりも
こちらのほうが大事になるときもあります。

自信を持てるようになるために、最初の一歩
「自分を信じてみよう」の後、その気持ちを補強して
揺るがない自信にするために、今日は何をしますか？

明日は？

積み重ねてしばらくして気づいたら、けっこうな補強に
なっているはずですよ。

このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51616083.html

<< 自分の決断に自信を持つ | セルフ・ヘルプ - コラム一覧 | 自信が揺らぐとき >>