- 高安 重一
- 有限会社アーキテクチャー・ラボ 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
まず、その敷地に建てられるのはどのくらいの大きさなのか。
敷地の大きさと、その地域の法律を絡めながら計算します。
そして、大きな箱をつくり、それから中を考え始める。
それが一般的な設計のスタート、だとしましょう。
もちろん、建てられないくらい大きくしてしまったりしたら、
あとから削るのは大変ですからね。
今回は、クライアントの要望を入れていくと、必然的に3層くらいになってきました。
必要と考える部屋の大きさを各階で並べて積んでいくと、こんな形が出来ました。
こんな考え方で、1回目の打合せにのぞんでみました。
単純な箱からスタートするのではなくて、
各階で欲しい大きさが変わっても大丈夫な方法を提案した訳です。
これなら、要望に応じて形は自由に変えられます。
(もちろん構造的にできる限界はありますけど.)