きょうは東日本大震災が起きた日ですね。毎年あの日のことを思い出します。身体で感じた体験の記憶は深く刻まれているのだと思い知らされます。
さて、月刊誌『PHPスペシャル』、今月の特集は「うまくいく!無理しない!人づきあい」。
人間関係って難しいですよね。その理由は、人間関係に求めるものが人によって違うからかなあと考えたりします。
たとえば、距離感。近い距離感を求める人もいれば、それを嫌がる人もいます。
たとえば、共感。一般的に女性は共感を求める傾向が強いですが、それも人によります。ASD傾向のある人のコミュニケーションは、感情より情報のやりとりがメインになりやすいです。
私の場合、かつては「誰かにわかってほしい」という気持ちがとても強かったのですが、自分で自分のことがわかって自分なりになんとか対処できるようになってからは、「わかってほしい」とともに人間関係のストレスも激減しました。
さて、今回の私の連載「働く女性のための相談室」は、上司の言葉遣いが汚くて不快だというお悩みです。
いますよね。こういう昭和体質の人。残念ながら、彼らに自覚はほぼありません。自覚のない人に自覚をもってもらうことほど難しいことはありません。
こういう場合は、客観的な証拠を集めて適切な第三者に相談するのが原則です。組織なら人事やハラスメント窓口に相談しましょう。直接対決はお勧めしません。
残念ながら、組織の体質が古くて動いてもらえないこともまだまだあります。法的に闘うこともできなくはないですが、個人的にはそこまでエネルギーをかけるくらいなら、もっといい環境を求めて転職されたらいいと思います。
とにかく、不快な職場環境はがまんせずに適切な人に相談して、相談してもダメならさっさと見切りをつけるなど、自分をしっかり守っていきましょう!
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。