今月の「働く女性のための相談室」は利用されやすく損をしがちな人 - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年05月02日更新

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今月の「働く女性のための相談室」は利用されやすく損をしがちな人

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11月になってもずっと半袖でしたが、ようやく長袖が着られそうになってきました。この先、本当に寒い冬になるのでしょうか。

 

さて、今月のPHPスペシャル、テーマは「『ひとり』を楽しむ」。まさに私向け。紹介されていたソロ活は大いに参考になります。一部はすでに実行していますが、それも嬉しかったり。

 

人間関係の基本は自分との関係です。家族や友人がいるいないは関係ありません。ひとりで満たされていないと他人と依存関係になりやすく、もっともっとと求めてしまい、かえって不満や寂しさを感じたりします。

 

まずは自分自身を充実させることを優先させましょう。他人を思いどおりにはできませんが、自分のことなら(難しいですが)コントロールできます。

 

 

私の連載「働く女性のための相談室」の今回のお悩みは、仕事をおしつけてくる同僚についてです。

 

「都合よく利用されてる」「ずるい」「私ばっかり損をしている」、これらはカウンセリングでもときどき出てくるセリフです。

 

こうした発言をされる方に共通しているのは、受け身で断れないタイプだということです。

 

なかには、「遠回しに断ろうとしているけど、わかってもらえない」と訴える方もいるのですが、客観性を重視するビジネスの場で、遠回しに表現して「察して」というのはいかがなものでしょう。

 

もっと言えば、「察して」というのはとても依存的な考えで、仕事だけでなくプライベートでも誤解のもとになりやすいんです。

 

ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、大人のコミュニケーションでは、わかってほしければ相手がわかるように表現することが求められます。

 

察する文化は少し前まで日本では美徳のようにさえ思われていましたが、残念ながら時代が変わりました。今や「察して」は「わかりにくくてメンドクサイ」「わかるようにハッキリ言って」、さらには受け身で断らない人=何でもOKな人、と思われてしまう世の中です。

 

悔しい気持ちはわかります。わかるけど、世の中の変化には逆らえません。悔しいですが、受け身の人が都合よく利用され損をしてしまう流れは変わらないどころか、ますます進む可能性さえあります。

 

と言いながら、私のIT音痴も似たような話だと思いました。「断れない」も「IT音痴」もスキルの問題なので、練習すれば身につくものですよね。損をしたくなければ、少しずつでも学んでせめて損をしない程度に適応するしかない、でも苦手を学ぶのは大変。私も苦労してます

 

ひとつ大事だと思うのは、自分のスキルのなさを棚に上げて、スキルのある人を逆恨みしないこと。自分を被害者にしてしまうと苦手意識を正当化することになって苦手は苦手のまま、ストレスと怒りの悪循環におちいってしまうからです。悔しさのエネルギーは、スキル学習に向けるのが健全です

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