今月の「働く女性のための相談室」は親世代からのセクハラについて - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年09月25日更新

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今月の「働く女性のための相談室」は親世代からのセクハラについて

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残暑お見舞い申し上げます。暑すぎて蕾が開かなかったベランダのハイビスカスが久しぶりに咲きました。嬉しい

 

今月の『PHPスペシャル』の特集は「考えすぎない、気にしない。」

 

考えすぎていろいろ気に病んでしまう人は多いですよね。気にしないようにするのは難しいので、考えすぎることをやめようとして、思考停止を選ぼうとする人も多いと思います。

 

私も、考えても仕方ないこと、たとえば自分がやらかしてしまったことへの後悔や、他人が自分をどう思っているかなど、いわゆるコントロールできない過去と他人のことについては、考えることをやめて頭を切り替えることに賛成です。

 

ただ、考えすぎ→思考停止という、極端から極端への対処法にはちょっと危うさを感じます。

 

なぜなら、考える力は大事なのに、強制終了してしまうとせっかくの力を弱らせてしまうからです。

 

つらくなるのは考える方向性の問題です。これは努力にも共通していることですが、報われないのは方向性が残念だからであって、努力をやめてしまってはもったいないんですよね。

 

つまり、考えてつらくなるときは、考えることをやめてしまうのではなく、考える方向性を建設的なものへ見直してみてはというご提案です。

 

さて、私の連載「働く女性のための相談室」のお悩みは、親世代の同僚がごく自然にセクハラ発言をするのをどうしたらいいかというものです。

 

残念ながら、昭和の価値観のままの人は今もたくさんいます。私の実感では、2000年頃までは男尊女卑が日常だったので、それが沁みついて何の疑問も感じないまま中高年になっている人が多く、本当に困ったものです。

 

さらに困ったことに、ハラスメント加害者はたいてい「自覚がない」「悪意がない」「記憶がない!」ので、被害者が泣き寝入りしやすいんです。また、男女は関係ありません。男性でも女性でも古い価値観を押しつけてくる人はいくらでもいます。

 

ハラスメント被害にあったとき、直接対決はあまりお勧めしません。基本は逃げること。でも、スルーすることが難しければ、適切な第三者(上司、人事、専門家)に相談して助けてもらいましょう。

 

相手に悪意がないからとがまんする必要はありません。わざとじゃなくても罪は罪。とにかく被害にあったら一人でなんとかしようとせずに、助けをもとめて自分を守ってあげてくださいね。

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