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閲覧数順 2024年09月25日更新

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人間関係がうまいかないときの責任は

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台風6号、ひどいことになっていますね。沖縄で被害に遭った方々にお見舞い申し上げます。早く日常が戻ってきますように。

 

私も石垣旅行で台風のために事前にキャンセルしたり、飛行機が遅れたりしたことはありますが、今回のように長く停滞して戻ってくる台風は経験がありません。今回は予測が難しかったと思うので、旅行者を責めるのはちょっと酷かなとも思います。ただ、夏の沖縄行きは本当にギャンブルなんですよね。たとえ行けても宿に缶詰になることもあるし、晴れても海に入れないとか船が出ないとか、そうしたリスクは毎回私も覚悟しています。

 

さて、タイトルの「人間関係がうまくいかないときの責任は」ですが、人間関係のお悩みを話される方は大きく次のタイプに分かれます。ひとつは「私に問題がある」と自分を責めて罰し続ける方、もうひとつは「相手が悪い」と相手を責めて自分は被害者だと訴える方。

 

共通しているのは、「どちらかが悪い」にかたよっているということです。

 

人間関係は相手があることで、うまくいかないときは原則共同責任です。常に50:50ということではないですが、100%どちらかの責任ということは滅多にありません。

 

つまり、全部自分が悪いと考えがちな人は責任のとりすぎ、相手が悪いと考えがちな人は責任から逃げていると言えます。どちらも、自分と他人の境界を超えて、相手の責任領域を侵害してしまっているんです。

 

どちらにしても、現実とはちがうとらえ方をしているので、結局現実逃避となり、根本解決にいたらず同じパターンがくり返されることになりがちです。逆に言うと、「全部自分が悪い」や「全部相手が悪い」は、自分の課題に向き合うことを避けるための体のいい言い訳になっているのかもしれません。

 

じゃあどうしたらいいかと言うと、実際に起きたことの責任について冷静に振りかえり、まずは自分の分の責任だけをとるようにすればいいと思います。

 

たとえば、前者の場合は自分を厳しく罰しても問題解決にはならないことを認め、責任の一部を相手にお返しし、今まで責めすぎていた自分を許してあげて、余力を言動改善に使いましょう。

 

後者の場合は自分の分の責任を引き受けるために、被害者を卒業して自分の課題をみつけて取りくむようにされるといいでしょう。

 

いずれも、自分にも一部は責任があるという前提で、自分に非があった言動を素直に認め、必要があれば相手に謝罪して今後の行動を変えていけばそれでOKです。

 

どんなことに対しても100-0の思考は追いつめられやすいので、できるだけ避けるようにして自分の身を守りましょう。

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