まだ梅雨もあけていないのに連日35度とか異様な暑さですね。私は暑がりなのでエアコンは24時間つけっぱなしですが、試しに買ってみたネッククーラーが思いのほか活躍しています。
豪雨被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて、今月の『PHPスペシャル』8月号は創刊25周年の記念号で、特集は「『いい習慣』が幸運を呼ぶ!」。(ちなみに私の連載は8月号で86回目、8年目突入です)
たしかに習慣は大事ですよね。とわかっていても、新しくいい習慣を身につけるのは難しい。私はとにかくものぐさで腰が重いのでなおさらです。
今のよさそうな習慣は、午前中にレイキの感謝行とエクササイズをやること、10年日記をつけること、よくない習慣は、面倒くさがりの先延ばしぐせ、これに尽きます
私の連載「働く女性のための相談室」の今回のお悩みは、管理職への昇進は女性だからではないかととまどう方からです。
日本はジェンダーギャップ指数が2023年に前年の116位→125位に下がるという凄まじい男女不平等社会です。その対策として、管理職や役員、政治家などに一定割合の女性を登用しようとしていますが、これを男性が男性差別で不公平だと言ったりするとんでもない状態です。
だから、せっかくチャンスが与えられた女性がためらってしまうのも無理はないと思います。その気持ちはよくわかります。女の嫉妬も怖いけど、男の嫉妬も怖いですからね。
でも、今まで男性が男だというだけで優遇されまくってきたことを思えば、今の女性優遇はバランスを取りもどすためには必要なプロセスで、差別でもなんでもありません。チャンスをもらった女性は堂々と受けとればいいと思います。言わせたい奴には言わせておいてスルーすればいいんです。
とはいえ、実際はそう簡単ではないでしょうから、無理することはありません。男性に一定数を満たすことの難しさを知ってもらう機会になりますから。まあ、個人的には勇気をだしてチャレンジしてほしいですけど。
日本の女性は、自己犠牲や控えめであることが女らしさだと刷りこまれていることが多いですが、それは男性にとって都合のいい存在であるためのワナのようなもの。権力や腕力のある男性に意見を言うことはちょっと怖いけれど、にこやかにしかし毅然とコミュニケーションしながら、少しずつ活躍の可能性を広げていきましょう。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。