- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
なるか?P2P、次世代の通信ネットワーク #2
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ウェブの地平線、ココ〜未来系。
はたして?ウェブの新潮流
2009-04-28 08:25
今年は、後半にお休みを取る方が多いようです。
16連休と言うつわものもいるそうです。
私は渋滞を避けて、のんびりツーリングでひなびた温泉宿にでも行こうかと考えています。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
インターネットのP2Pに関する技術、社会的諸問題を考える?
というテーマでコラムを書いています。
P2Pは、Pire2pire
Pire2pireの略称で、自立分散的に構成される通信ネットワークの略称で、
インターネットの世界をより、快適に、自立的に環境を良くする、
ネットワークシステムのことです。
P2Pの基本提言は、
インターネット利用の急速な拡大とブロードバンド化の進展に伴い、
通信と放送の融合が大きな歴史的流れとなって進展しています。
これに伴い、高品質の映像配信が本格化し、トラフィックは急速に増大し、
膨大なトラフィックをいかに処理するかが大きな課題となっています。
この問題を解決する手段として注目を集めているのが、P2P(ピア・ツー・ピア、Peer-to-Peer)技術です。
P2P技術は、今後のインターネット社会にとって不可欠な技術であり、
社会的インフラとして積極的に取り入れていく必要があります。
しかし、日本においては、P2P技術を使用したファイル共有ソフト"Winny"が悪用された、
過去があり社会的問題化したこともあって、世界的に見て発展が遅れています。
このP2Pに関連する諸問題を検討し、情報発信を行う
「P2P関連問題研究会」
(委員長:江崎浩(東京大学 大学院教授))が設置されています。
ここでは、P2P周辺問題の検討、"P2P基本提言"の作成等を行っております。
次回はこの、
30年後のブロードバンドの未来社会というテーマについて書いてゆきます。
つづく。
参考シンポジウム:ブロードバンドアソシエーション
石川宏先生、工学博士:資料 P2Pに関する技術、社会的諸問題を考える?