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閲覧数順 2024年05月15日更新

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『生きる』は静かに深く沁みわたる映画

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オフに近くの映画館で久しぶりに映画鑑賞してきました。子どもが多くてビックリしたけど、春休みだからだと納得。でも、私が観た『生きるLIVING』はガラガラ。

 

この映画は黒澤明監督の作品のリメイク版で、主演のビル・ナイがアカデミー賞の候補になっていたので気になって、ストーリーも知らずオリジナル版も観ないまま軽い気持ちで観に行きました。

 

簡単にいうと、公務員で課長をしている男性が余命宣告を受けたあとのお話です。

 

正直、まさかこんなに感動して泣くとは思っていませんでした。それも、いかにも泣かせてやろう的なつくりではなく、本当に「沁みる」という表現がぴったりの慎み深い静かさが一貫して流れているかんじ。

 

1950年代のロンドンの雰囲気やファッションも素敵だし、何より私にとっては『ラブ・アクチュアリー』のハチャメチャな印象が強いビル・ナイの静かで抑えた演技が衝撃的かつ感動的でした。この映画の深みは、彼自身の深みがあってこそだと思います。(役柄的に年を取りすぎていることも途中から気にならなくなりました)

 

人生を掘り下げて深く考えがちな人には超おススメですが、単純明快なストーリーが好きな人には物足りないかもしれません。

 

それにしても、本編が始まる前の予告編が、戦争やら爆発やら過激なシーンばかりで気分が悪くなりました。だから余計に、本編の静かなトーンが気に入ったのかもしれません。

 

映画館に行くのは年1回平均になってしまいましたが、これは本当によかったです

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