令和2年の建築士試験から、緩和された受験資格に基づく建築士試験が開始され、特に2級建築士試験は工業高校等で指定科目を修めて卒業すれば、直ちに二級建築士を受験できるようになりました。
また、二級建築士は実務経験にかかる記述が削除されたため、二級建築士に合格すれば、実務経験がなくても一級建築士の試験を受けることができます。
例えば、工業高校卒業後に二級建築士試験合格し、実務経験2年で二級建築士の免許を取得すれば、20歳で一級建築士試験を受験できます。
その後実務経験を4年経て一級建築士の免許を受けることができます。
昔は就職後に忙しい中、試験勉強していたのが、今は早い段階で受験することができ、実務経験を積んだあとに免許交付されるので、学生時代からの試験対策が出来ますね!
明日試験を迎える受験生の皆様ぜひ頑張ってください♪
合格後は、お住いの地域の建築士会へ入会を!
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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