ちょっと暑いくらいかと思ったら急に寒くなったり、今月は寒暖の差が激しかったですね。きょうは雨のなか選挙に行ってきましたが、今まででいちばん行列ができていてビックリしました。
さて、突然ですが、あなたの心の支えは何でしょうか。
一般的には、家族とか恋人とか親友などを挙げるかたが多いかもしれません。でも、実際には、そうした近しい関係の人がぜんぜん支えになっていないこともあります。
人間同士の関係は、そのときどきによって近くなったり遠くなったりして、常に絶対的な支えになるとはかぎりませんよね。たとえ結婚して永遠の愛を誓っても、絶対の保証はありません。
だから、特定の誰かだけを支えにするのはとても危険です。相手も人間なのでいつ気持ちや状況が変わるかもしれない、そしてそれは避けようがないことだからです。
じゃあ、どうしたらいいかというと、他にも支えをもてばいいのです。それは何か。簡単に言えば自分です。
今までなんとか生きてきた自分を信じ、これからもなんとかなるだろうと信じること、そして、自然や宇宙とのつながりを感じ、自分もその一部として生かされている存在だと思えること。
もちろん、人とのつながりを感じ支えにできるのはすばらしいことです。でも、相手のあることなので常にそんな恵まれた状態でいられるとはかぎりません。であれば、自分でコントロールできる自分とのつながりを確保しておくことがいちばん手堅い心の安定になるというわけです。
自分の状態を客観的に把握し、できるだけ自分を快適な状態に保てるようさまざまな工夫をし、プラスアルファで他人との関係ややりがいなどの支えが加わると最強になるんじゃないかと私は考えています。
心の支えというと、つい自分の外側や華やかなことをイメージしがちですが、それはプラスアルファであって、基本は自分で自分を快適にできる術をもっていること、それなら誰でも心の支えは手に入れられるし、希望がもてますよね
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。