暑中お見舞い申し上げます 世の中は4連休、私は絶賛営業中です
連日すごい暑さですねー。我が家のエアコンはフル回転。みなさまもどうぞご自愛ください。
私は先週1回目のワクチン接種をしたのですが、9日目に噂のモデルナアームになってしまいました 今は腕が赤く腫れて少し熱をもってるだけですが、このあとどうなるかドキドキ
さて、ここ数年、「自己肯定感」という言葉をよく聞くようになりましたが、つまり「自信がない」というお悩みがそれだけ多いということです。
ただ、残念ながら、「自信がある」という状態を目指そうとして、何かを成果を出さなければならないと思いこみ、でもできないこんな自分はダメだとかえって自信をなくすいう悪循環になってしまう人も多いのです。
ここでお伝えしたいのは、自己肯定感を高めるために必要なのは、何かを成し遂げて立派な結果を出すこと(Do)ことではなく、今の自分を認めて受け入れること(Be)だということです。
他の言い方をすると、自分を大切にする、自分で自分を満たす、自分を喜ばせる、自分にやさしくするということ。
これは、自分を傷つけない、粗末に扱わない、後回しにしない、ということと裏表の関係です。
ストレス・マネジメントの考え方に、原因と症状それぞれに働きかけるというものがありますが、自己肯定感を育てるときも、自分にやさしくする+自分を傷つけないの両輪でとりくむことが効果的です。
自分を傷つける行為とは、リストカットなどの肉体的なものだけではありません。自分につらい思いをさせたり、自分にダメ出しをしたり否定したりして自分を追いつめることも精神的な自傷行為です。
DVや虐待、ハラスメントで間接的精神的な暴力も直接的肉体的暴力と同じように認められているのとまったく同じこと。暴力をふるいながら大切にするというのは両立しません。
暴力は自分にも他人にもふるってはいけません。基本的にダメ出しは人格否定になりやすく暴力的です。注意や反省は必要ですが、次に活かせるように学習すればいいだけであって、その人の存在価値まで攻撃する必要はないですよね。
自分に自信のない人は、自虐や自責がくせになっていることが多く、何かうまくいかないと自動的に自分を責めてしまうパターンが身についているのですが、そのパターンを変えないかぎり自信はつきません。
身体のくせと同じように、考え方のくせをなおすには根気が要りますが、決心して意識と練習を続ければかならず変えられます。
ポイントは、すぐに自虐グセをゼロにすることを目指すのではなく、気づいたら取り消すことから始め、かならずセットで「ナイストライ」と自分をほめること。いきなり完成形を目指さず、スモールステップをつくって、小さい成功体験を重ねていくことがモチベーションを保つコツです。
ぜひお試しください。応援しています
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。