- 曽根 省吾
- 株式会社塗装職人 代表
- 神奈川県
- 一級塗装技能士
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
RC建物の外壁の悩みで尽きないのがタイルの浮きです。
外壁タイルの浮きは滑落の危険性があるからです。
めったなことでは落ちたりしませんが、もし落下した時のことを考えると怖いですよね。
ではどのタイルが浮いているのか、また補強すべきタイルはどこなのか、それを診断するためのものが打診棒を使った打音検査です。
乾いた音が出れば浮いているという合図です。
もちろん見た目には同じですが、打診棒の音でどちらが浮いているか判別できるでしょうか
動画で聞き分けてみてください。
そした打診棒で浮いている箇所を発見したらマーキングをします。
そして浮いている箇所を発見したらエポキシ樹脂を注入していきますエポキシ樹脂は強力な接着剤で、注入ガンと呼ばれる道具にエポキシ樹脂を詰め込んで、浮いた外壁タイル部分に注入していきます。
ほぼこれでタイルの補強は終わりますが、中には張り替えしなければいけない部分も出てきます。
その場合はタイル目地に沿ってディスクサンダーで切れ目を入れてタイルを撤去していきます。
その後新しいタイルに張り替えていきます。
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