中小企業は情報発信ステーションになろう!(7) - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

野村佳代
出版/広告プロデュース〜企画・ライティングからデザイン・印刷まで 株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役
ライター

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閲覧数順 2017年02月27日更新

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中小企業は情報発信ステーションになろう!(7)

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中小企業の売上を上げるしくみ作り プロローグ

あなたの会社もできる!


伝える「情報」を選ぶヒント(1)





あなたはすでに「伝えるべきこと」を持っています



「そうは言っても、何を書けばいいか、わからないよ」

社長さんは、そう思っていらっしゃるかもしれません。

実際、私どもが受ける相談の中でも、このような相談が多くあります。

社長さん自身、また会社が持つ情報のなかで、何がウケるのか、つまりお客様に喜んでいただけるのかがわからない、という相談です。

この相談に対して、一般的には次のような答えになるでしょう。

「御社の強みを出せばいいんですよ」

しかし、これは無責任な答えだと私は思います。
私自身、編集・デザイン事務所を経営しておりますが、
「御社の強みは何ですか?」
と問われて、答えを次から次に繰り出せる自信はありません。

「星の数ほどある他の編集・デザイン事務所と比べて、どこが優れているのか?」

こんな風に考えてしまうと、萎縮してしまいます。

多くの中小企業も似たような状況ではないでしょうか。
そもそも、同業他社と比べて、突出した強みを多数持っていたとしたら、売上アップに頭を悩ませることもありません。


そこで、次ように考えてみてください。

異業種の会社と比べてできること、優れていることは何か?

これなら、いろいろと答えが出てくるのではないでしょうか。
まずは、社長さんが営んでいる事業そのものが、異業種の会社ではできないことですよね。

たとえば私の場合、名刺や会社案内について、異業種の方に誉めていただくことがあります。提出した企画書のデザインに驚かれることもあります。簡単な提出書類まで「きれいですね」と言っていただけるのです。

編集・デザイン事務所なのですから、もちろん自社で制作したものです。
私自身は「すばらしいできばえ」とまでは思えないものでも、異業種の方にとっては「自分たちで作ったなんてすごい!」と言っていただけます。

それは、そうですよね。
たとえば企画書にしても、通常は内容で勝負するものですから、体裁さえ整っていれば、美しくレイアウトされている必要はありません。
しかし、そこはデザイン事務所ですから、「無意識に」見栄えよくレイアウトしてしまいます。
これが、人目をひくわけです。


無意識に使っているノウハウを伝えよう



ここで、「無意識に」というポイントがあります。

私たちは、文章をまとめることができるノウハウ、そしてデザインのノウハウを持っています。編集・デザイン事務所なら当たり前のことです。当たり前のことですから、「無意識に」そのノウハウを使って、文書類を制作します。

しかし、同じことを、異業種の人たちができることでしょうか?

とうてい、できないことですよね。
「無意識に」行っていることの中には、ギッシリとこれまでの経験やノウハウが詰め込まれているのです。

考えてみてください。
あなたが商売しようとしている相手は、同業他社ですか?
違いますよね。
あなたの会社の商品・サービスを買うのは、その商品を自分で作れなかったり、そのサービスが自分でできない人です。
つまり、お客様は会社が持つノウハウを買ってくれるのです。

そのノウハウには、お客様が求めている情報がたくさん含まれているはずです。


ここで、あなたの会社のヒントとなるため、僭越ながら私の会社が持つ主なノウハウを紹介します。

・ デザイン・レイアウトに関するノウハウ
・ デザインに関するソフトウェアを使えるノウハウ
・ 印刷・用紙に関するノウハウ
・ 文章をまとめるノウハウ
・ 出版に関するノウハウ
・業界に関する知識

どれもこれも、同業他社ならば当たり前に持っているものです。しかし、異業種の方にとっては、そうではありません。
また、これらのどれを取っても、1日では語り尽くせない細かいノウハウがあります。
たとえば、デザイン専用のソフトウェアの使い方を教えるためには、1日ではとうてい足りません。

デザインにしても同じです。
それでは、そのデザインに関するノウハウを、「一般企業の方が仕事ですぐに使えるかんたんなデザインテクニック集」という情報ページにまとめたら、どうでしょうか。
おそらく、企画書・提案書をはじめ、社内文書など、文書を制作する担当者にとって、有益なものとなるでしょう。


次回は、実例を取り上げながら、情報の選び方をさらに考えていきます。