中小企業は情報発信ステーションになろう!(6) - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

野村佳代
出版/広告プロデュース〜企画・ライティングからデザイン・印刷まで 株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役
ライター

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対象:クリエイティブ制作

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中小企業は情報発信ステーションになろう!(6)

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中小企業の売上を上げるしくみ作り プロローグ

編集長はあなたです!


中小企業は情報発信ステーションになろう!(2)





社長さん、あなたの間違いはこれです!



情報を発信する際、もっとも犯しがちな間違いがあります。
平社員を情報発信の担当者とすることです。
外注先の制作会社に丸投げしてしまうこともあります。

近頃、印刷コストは安くなっています。メルマガにいたっては、コストすらかかりません。
そのため、「情報発信こそがしくみ作りである」という意識が低い会社では、この作業を平社員に任せてしまうことがあります。

考えてみてください。
もし、あなたの会社がテレビCMを制作するとしたら、平社員に任せっぱなしにしますか?
もし、雑誌広告を出すとして、チェックすらせずに制作会社に丸投げしますか?

そんなことはないはずです。
社長自ら、「ああでもない」「こうでもない」とアイディアを練り、目を皿のようにしてチェックし、インパクトのある広告をつくろうと努力するでしょう。

たしかに、小冊子をつくったり、メルマガを発行したりすることに、広告ほどの費用はかからないかもしれません。
しかし、だからといって、社長の思いが入っていないものに、お客様は「共感」してくれるでしょうか?

社内の担当者をつけることも、外注の制作会社に依頼するのも問題はありません。
しかし、必ず社長の思いがきちんと表現されているかどうか、自分の目で確認していただきたいのです。
少なくとも、社長の思想、理念を熟知している役員、幹部社員がチェックすべきです。
社長はもちろん、役員クラス全員で頭をひねるくらいの手間をかければ、間違いなく、お客様の心に響くものができるでしょう。

そうでなければ、ムダな鉄砲になってしまいます。しかし、鉄砲と違って、数を打っても当たりません。

情報発信こそが、中小企業が「選ばれる会社」になる手段です。

今すぐ、あなたの会社を情報発信ステーションに変えていきましょう。

編集長は、あなたなのです!


次回は、いよいよ「何を伝えるべきか」について考えていきます。