骨のつながりどころが「関節」
代表的な骨の連結を「関節」といいます。関節は、関節包と呼ばれる繊維に包まれ、その中は関節液で満たされています。関節液は、関節表面を覆っている滑膜から分泌されるぬるぬるとした液体で、ヒアルロン酸をたくさん含む水分でできています。そのおかげで、関節はスムースに動くことができるのです。
また、関節が伸びきらないように靱帯という固い繊維が骨を強く結びつけています。靱帯が切れてしまうことを「捻挫」といいます。捻挫すると、関節がぐらぐらになるのは、靱帯が働かなくなるからです。
骨の連結には、そのほかに軟骨でつながっているもの、直接骨が繊維でつながっているものなどもあります。
※このコラムは、ミスティ2009年3月号 実業之日本社に「骨の話」として著した一部です。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック