痛めた腰もよくなり、観るたび滅入るテレビより動画サービスを観るように切り替えたこともよかったようで、ようやく自粛生活を自分なりに過ごせるようになってきました。
今は非常時ですが、これが長期化することも視野に入れて、いろいろ工夫しながら少しずつ日常として適応していくようにし、そんなふうに頑張っている自分を毎日ほめてあげましょう。
さて、今月のPHPスペシャル、テーマは「いい人づきあいが幸せを呼ぶ」。
私の連載「働く女性のための相談室」のお悩みは、相性の悪い職場の先輩と後輩の間で板ばさみになって困っているというものです。
結論は、板ばさみになる必要はないので、早くその巻き込まれから抜け出しましょう、なのですが、もう少しわかりやすく説明しますね。
今回のお悩みに限らず、人間関係に悩んでいる人によくみられることとして、役割意識が薄いこと、人と人との境界がゆるいことが挙げられます。悪く言うと、お節介、過干渉ということ。
私たちは社会的な存在なので、その場その場で何らかの役割があります。その役割に伴って果たすべきことや責任があり、他の人はそれを尊重すべきです。
責任感があるのはすばらしいことですが、お節介をやくことは他人の役割や責任を奪うことになり、行きすぎです。世話焼きオバサンがうざいのは、境界を越えてこちらの問題に勝手に介入してくるからですよね。自分を尊重されていないかんじがするからです。
つまり、困っている人がいても、自動的に自分がなんとかしなければいけないと思う必要はなく、自分の立場や役割でできることをすればいいし、何もできなくても罪悪感をいだく必要もないんです。
どうしても気がとがめるなら、困っていることに共感したうえで、「私に何かできることはありますか」と聞けばいい。
今回のケースでは、同僚の不和をとりもつことは業務範囲外。部下のマネジメントは上司の仕事なので、自分はなるべく巻き込まれないように上手に立ち回って、困ったら上司に投げてしまえばOKです。
さて、メンタルエステ ココロの部屋では、オンライン(ZOOM)セミナーを始めました。来週のテーマは「不安と焦り」。オンライン開催は私にとってもチャレンジなので、モニター価格で提供いたします。休日出かけられない今、ぜひ普段できない勉強をしてみませんか。
◆不安と焦りの対処法 4/19(日)13-15時
◆理解してもらうための伝え方(アサーション)4/25(土)13-15時
◆相手を理解するための聴き方(傾聴)4/29(水)13-15時
なお、セミナーの時間は2時間を予定していますが、終了後、30分程度を歓談の時間にして、ストレス解消のためにあれこれお喋りしたいと思っています。
ZOOMはとても簡単で、当日私から送られてくるURLをクリックするだけです。
ぜひご一緒に学びましょう。そして、お喋りしましょう。
詳細は https://www.mental-room.com/seminar をご覧ください。
また、ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。