(Apr.4) 休校中カナダ高校オンライン授業についての質問へのBC州教育省回答「教師に聞いて下さい」

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4月4日朝のニュースに登場したBC州教育相 Rob Flemingが無期限休校中の生徒への教育はどうなるのかの質問に答えていました。

一言で要約すると：「わかりません。」 

「じゃ、生徒や親はどう対処したらいいのか」との問いに：「各学区、いや各高校、いや各個別の教師に聞いて下さい」

でした。

あらら。

止むなく一時帰国した高校留学生親子のみなさん。

前途多難の様相ですが、一応もう少し具体的な回答を引用します。

　現在教師たちが集中し面倒をみているのは、特別支援が必要な生徒。

学習障害のある生徒や、ネット環境のない生徒、親が医療に携わり自分の子供のケアが十分出来ない家庭の生徒。

これら生徒のオンライン教育の目処を立てるのが先決。

あんなに高い授業料を払っている留学生は「特別支援」対象にもなりません。

おかしいですね。

特別支援が必要な生徒には学区より連絡が行きます。　もし連絡がない場合は、各教師に連絡して下さいとのこと。

　オンライン教育にどのプラットフォームを使うかは各学区、学校、教師次第。BC州としては全教師がZoom にアクセス可能なライセンスを購入済みだが、教師の個人裁量で他のプラットフォームも使用可。 

つまり、全く一貫しておらず、生徒はバラバラな対応を強いられるようです。

　9月からも学校が従来の教育に戻れない可能性も想定内で、オンラインシステムを継続使用することもあるそうです。

　今学年の成績・単位履修は、各担当教師裁量に任せているとか。

成績は、これまでに取っていたものを参考にする予定だが、オンライン授業の内容をどう成績に反映させるかも各教師次第。

　卒業と大学進学を目指すGrade11, 12の生徒は、今回のオンライン授業だけでなく、もともと州が提供しているFormal Online Course履修を勧めるとのこと。

「オンライン授業は余り高い内容は含まない」というBC州の計画について「卒業を目指し、大学進学を控えた高校生は、それにどう対処すればいいか」の質問への答え：

“Maybe they should join formal learning.”

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上記から、現在帰国中、カナダの高校卒業を目指す留学生が絶対とるべき行動は： 

１．各授業の教師と緊密なコミュニケーションを取ること。（親からも各教師への働きかけが必須）

今学期の成績を少しでも上げるには、オンライン授業での成果を教師に認めてもらう必要が大ですから。

２．EN10, 11, 12、また大学進学に必須の他のアカデミックコースは、もともと州提供の Formal Academic Course でも履修可能です。　これらのコースで猛勉強し、次のレベルへの十分な能力をつけておくこと。

今回提供される全員向けのオンライン授業のレベルでは、留学生が卒業することはほぼ不可能。

留学生が卒業出来するに十分な教育は期待出来ません。

３．これらコースについても各教師に直接質問すること。

カナダ国外からは履修出来ない仕組みになっていますので、そこの交渉が必要。

４．Formal Online Learning の個別履修がかなわない、または難し過ぎるかたは、UX English から提供中の “English 10 for Japanese Students” “English 12 for Japanese Students” で本格的授業再開に備える猛勉強をすること。

サポート致します。　

地域ごと、各スクールボードごとの詳細、Formal Learning へのヘルプについては、Canada Club E からお問合せ下さい。

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