「普通」の違い＆2019年imok会社説明会

　こんばんわ

週末は地方へ出張に行くことが多く、会員になっている24時間ジムを利用したり、ランニングをしたりするだけではなく、近くで体験出来るクラブなどがあれば、体験しに行ったりしています

今日は合間に皇居ラン

　そうした体験をしていると、「まだこんなクラブあるの？」と思える様な、昭和なフィットネスクラブが地方には盛り沢山

  レンタルウェアを借りてみれば、何年前の「運動着」ですか？といった、ウェアという言葉すら使いたくないものから、いったい何年前の「運動器具」ですか？といったものまで......

 そして、体験なのに「印鑑」を求められたり

パウチがボロボロになった会則の説明を長々とされたり

「地元の高齢者が集まるコミュニティ」という以外に、お客様が他に選ぶ理由が無い様なクラブも多々見受けられます

　この前、体験で利用したクラブも、近くに24時間ジムなどが出来た様で、ロッカールーム内でおじいちゃま達が、「最近、若い人達はなんとかっていう新しく出来たクラブに移っているみたいだね～」という会話を繰り広げておりましたが

そりゃあそうだよねと

　予算を含めて色々な理由があるにせよ、働いている人の感覚として、先述の様なウェアや器具、オペレーションなどなど、それが「普通」になってしまっていると、もの凄く危険なゆでガエル状態

　個人的には、若い時に「普通」や「当たり前」の基準をどれだけ上げるかが大切で、地方が良くて、東京や都市部が良いという訳では無いけれど、いわゆる「情緒的価値」に対する基準は、東京をはじめとする都市部の方が圧倒的に高いと感じます

　この業界を見ていても、トレーニングやレッスンを始めるきっかけ、スタジオやジムを選択する理由として、トレーナーや治療家が考える「技術や知識」などの「機能的価値」を重要視するお客様よりも、「情緒的価値」を重要視したり、それを基準に選択をされているお客様の方が多い訳です

　東京を中心に人気がある「暗闇フィットネス」などでは、平日の夜や土日は1レッスン30～50人が入る様なクラスですら予約が取れないほど

　そんな大人気なレッスンの中で「スクワット15回は腹筋300回と同じ効果があるので、今日はスクワットを多めに入れてあります」なんて、フラジャイルの岸京一郎が聞いたら、「つまり僕の知らないエビデンスが出たんだよね？なんてジャーナルにあったの？」なんて、激詰めしそうなお話をしてくださっていましたが、多くのお客様が楽しんで身体を動かしている訳です

　上記の様に、専門家や運動指導者が感じる価値と、一般のお客様が感じる価値の乖離は大きくなる一方

　また、「AZCARE ACADEMY」をはじめ、インターネットやオンライン学習の普及に伴い、専門的な知識や技術に関する学びの機会は、都市部と地方での差は無くなってきています

　しかし、今後地方都市は過疎化が益々進み、昭和のまま残り続ける所も多く、「情緒的価値」の基準に関する差は、拡がり続けることと思います

　トレーナーを志す若い方は、自らが育った地域に対する思い入れが強く、生まれ故郷を盛り上げる為に、地元での活動を選択する方が多いけれど、その地域を盛り上げたいのであれば、20代で地元にいるよりも、先ずは都市部で活動をしながら、積極的に海外旅行などをして、あらゆることの「基準」と「能力」をあげた上で地元に戻った方が、出来る事は多いのではないでしょうか？

　弊社でも6月23日（日）に横浜で、7月5日（金）に福岡で、8月には仙台で会社説明会なども行いますので、ご興味のある方はぜひお待ちしております（笑）

「2019年imok企業説明会IN横浜」

日時：6月23日（日）10：00～12:00

https://www.facebook.com/events/1101329933382775/

皆様のご参加を心からお待ちしております

としお

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