カナダ高校留学実態調査報告【1】- Statistics - 海外留学・ホームステイ - 専門家プロファイル

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大澤 眞知子
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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カナダ高校留学実態調査報告【1】- Statistics

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1990年前半から始まったカナダの公立高校が提供する「高校留学プログラム」。

BC州政府も公言しているように「入れてもいいけど、カナダに税金を収めていない外国人を公立高校で受け入れるには、見合うだけの授業料を課すこと」との不明瞭な条件のスタートでした。


つまり、「政府は関与しないから、費用に見合うだけの授業料は取れ」と。

今日まで30年近く、各School District(教育委員会)の「留学プログラム」が政府容認の金儲けビジネスを続けているのが「高校留学」の真の顔です。


簡単に言うと「カナダの公務員である教師達が、民間を相手にビジネスを始めた」ということです。

公務員ですから、顧客サービス、顧客満足などへの訓練は受けていませんし、概念もないと思えます。

あくまでもお役所仕事の一環としての「留学生ケアもどき」をしているのが現状だと思います

エージェントを牛耳っているようで実は巧みに丸め込まれ、「バラ色留学詐欺」の片棒をかついてしまったのも、結果がどうなろうと、自分たちの退職金と年金には影響ないからでしょうか。


ビジネスがわかるフリをして、実はお役所仕事しかやってないのが、残念ながら現在のカナダの「高校留学プログラム」の受入体制です。

やはり、悪いものは淘汰されるという本当のビジネスの鉄則がここには絶対必要だと感じます


カナダ政府からの規制も罰則も存在しない無法ビジネス「高校留学プログラム」。

この実態を、直接のメール聞き取り調査で浮き彫りにするが目的の「カナダ高校留学実態調査」でした。

 

報告【1】- Statistics


カナダ全土より65のSchool District International Student Program を選び、調査の趣旨と質問を記したメールを送りました。 宛先は「留学プログラム」の責任者です。

「未成年を扱うのに規制がないのはおかしい。日本人高校留学生とその親のために情報を集めています。ご協力をお願いします。」という意味を含めた質問を投げかけました。


返信率:

質問への返信があったSD(School District) 11 (17%)

自動返信が来たSD 5

質問への協力を拒否したSD 5

返信なし       44 (68%)


自動返信と、拒否を入れると、なんらかのアクションを取ったSDが全体の32%でした。

メデイアからの質問にも回答がなかなかないらしいカナダですので、ま、こんなもんかなと。

それにしても、もう少し「日本の未成年」に関心を持ってくれるかなと期待していたのですが。



信なしのSD



返信がないわけですから理由は推察の範囲を超えませんが、拒否したSDからの返信などをもとに理由を考えてみました。 (あくまで推察ですので、ご了承下さい。)


メールに対応する能力が低い。

正に役所仕事。 返事はしないか、遅い。

困りますね、こんな人が責任者では。

留学生の緊急連絡にはどう対処するのでしょう。 無視ですか?

どこの誰だかわからない人からのメールは無視。

きちんと自己紹介もしたし、どこで信用情報を見れるかのリンクも書きましたが “Who is she?” と無視。

「日本人留学生」についてのメールかどうかも関係ない。

カナダの教育関連機関のボスは、「自分の偉さ?」と誇示するために、知らない人には返事をしないケースに何度も遭遇したことがあります。

外からの批判は受け付けない。

お客様苦情窓口などないですよね。

カナダ人の国民性も関係あるかも知れません。

実は「留学プログラム」の限界を認識しているが、認めたくない。

非は認めないのもカナダの国民的性格かも知れないです。

ここから突っ込むとスネる傾向もカナダでいっぱい経験しました。

質問は受け付けない。

地位のある公務員ですから?

留学生の親からの質問はどうするのでしょうか。


以上が報告【1】- Statisticsです。

「カナダ高校留学実態調査報告」【2】では、質問回答を拒否したSD、自動返信のSDの詳細を報告致します。

返信なしSchool District の一覧をご希望の方は直接ご連絡下さい。


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カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。

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