古い家はダメなのか 3 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

志田 茂
志田茂建築設計事務所 代表
東京都
建築家
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古い家はダメなのか 3

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リノベーション>リフォームを超えて 古い家に住む
「建築する」という行為は、、環境に負荷をかける行為でもあります。
建築資材のほとんどは、、森の木を切り、山をくずし、そして石油を使い、電力を大量に使い など、して作られます。しかも、それは日本国内だけでなく、世界中を巻き込んでいます。
建物を壊した時、ほとんどはゴミとなります。分別、再利用が進んできてはいますが、多くは、地方の産廃施設に送られます。
都市の建築行為は、地方に産廃処理場を増やす事で成り立っているのです。


古いものはダメだから、新しものに作り変えろ! というのは、環境にどんどん負荷を与え続ける事になります。もちろん、建築は人の命を守るモノ でなければいけませんから、それは第一に考えなければなりません。
「ダメなもの」は多く存在するのも事実です。
でも・・・スクラップ&ビルド だけが正しい道ではないはずです。古いものを再生していく事は世界中で行われている事ですし、日本でも、ずっと昔から行われてきたわけです。地震国である日本の技術者が、再生技術を持っていないはずがありませんし、その技術を発展できないはずがありません。

新しくする事が手っとり早く、儲けが多い ・・・・ 経済優先でばく進してきた時代は終わりました。

再生する技術は、これからビジネスとして成長するはずです。ただし・・・一企業、一個人だけ儲ける思想も、変わって欲しいものです。

(つづく)