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閲覧数順 2024年04月18日更新

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問題が起きたときのスムースな対処の仕方は

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  1. 心と体・医療健康
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今、連日相撲の暴行事件が報道されています。気になることはいくつもありますが、先日日弁連のハラスメント相談員研修でお話ししたことと共通することがあったので、ここでもお話ししたいと思います。

 

それは、何か訴えたいときには「筋を大切にする」ということです。

 

もう少し具体的に言うと、個人的な感情は一旦脇において、冷静に自分と相手の立場や役割を考え、適切な立場の人に客観的な事実と要望を伝えるということです。

 

自分が被害を受けていると、つい感情的になって話しやすい筋が違う人に訴えてしまいがちですが、そうすると話が複雑かつ大きくなって事態の収拾が難しくなります。(今回がいい例)

 

特に、自分が組織に属している場合、まずライン上の管理者に相談するのが大原則です。

 

会社なら上司、もし上司からハラスメントを受けた場合は上司の上司、そこもダメならハラスメント窓口や人事という順に相談するのが筋というものです。

 

この順番を「嫌いだから」「話しにくいから」などの感情的な理由で飛ばしてしまうと、その人の立場を無視したことになり、ケンカを売ることになります。また、飛ばされた人のメンツを潰すことにもなり、恨みを買うなどその後の関係悪化が懸念されます。また、組織としても対応が複雑で面倒になるため、問題解決に時間がかかります。つまり、結果的に被害を受けた側も、損をする可能性が高いのです。

 

今回の騒動は、被害者とその上司がラインを無視していることが問題を大きく複雑にしている典型だと思います。

 

組織に属している場合メリットは、組織に守ってもらえることだと現在個人で働く私は痛感しています。ただ、メリットを享受するには組織のルール(この場合は、筋を通す=仁義を切るということ)を守らなければなりません。

 

「協会を辞める覚悟も」という報道もありましたが、自分一人のことならそれでいいでしょうが、部下を守るという管理者の立場としては感情的すぎて社会性に欠けており、本来いちばん守られるべき被害者の今後がとても心配です。

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