幸せへの鍵は素直になること(4)~基準は自分の好き嫌い~ - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年09月24日更新

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幸せへの鍵は素直になること(4)~基準は自分の好き嫌い~

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素直になれない人は、言い換えると、自分の好き嫌いより他人の顔色を大事にしていると言ってもいいかもしれません。

 

実際、カウンセリングでも、自分の気持ちがよくわからないと言う人は少なくありません。そんな方に好き嫌いをお聞きしても、あまり出てこなかったりします。

 

なかには、「嫌いって思っちゃいけない」と思いこんでいる人もいます。でも、「イヤな人っているでしょ」と聞くと答えはYes。てことは、「嫌い」ってことだよね。「イヤ」は漢字で書けば「嫌」なんだから。

 

好き嫌いは誰にでもあるとても自然な感情。ないほうが不自然、不健全。

 

ただ、好き嫌いをそのまま表現するのは大人のすることじゃない。それはわがまま。

 

大人は自分の気持ちを把握したうえで、状況に応じて適切な表現を自分で選ぶもの。面倒だけど、それが社会性を身につけた成熟した大人です。

 

たとえば、プライベートなら嫌いな人とはつきあわなければいいけれど、仕事やPTAなどオフィシャルな場面には、誰にでも1人や2人嫌いな人がいるもの。だからといって、無視をしたり嫌がらせをしたりするのは大人げないし、かといって、そのたびに転職や引越をしてはいられません。

 

オフィシャルな場面では、お互い役割があって集っているだけなので、好き嫌いは脇において役割を果たすことを最優先にします。いわば社交です。必ずしも仲よくなる必要はなく、役割に徹して相手に失礼がないように接しておけばいいのです。

 

嫌いな人とは、なるべく近づかないで実害を被らないようにし、もし実害があったらオフィシャルな上の立場の人に相談すれば力になってくれるはず。

 

素直になるとは、自分の好き嫌いを大切にすること。

 

毎日をなるべく好きなことで満たし、嫌いなことをなるべく避ける、嫌なことをがまんしてエネルギーを消耗するより、嫌なことをしないことにエネルギーをつかい、自分を快適な状態に保つ。

 

ポイントは、いかに上手に嫌なことを回避するか。嫌だからといって完全に拒絶するのではなく、大人の知恵を総動員して円満におさめるよう調整するのです。

 

それが、自分を大切にするということ。自分の気持ちに正直になって、上手に自分の欲求を満たすことは、決してわがままではありません。

 

素直になることは自分がラクになるだけでなく、本来のあなたの魅力が自然に引き出されるので、まわりからの印象も格段によくなります。

 

自分の好き嫌い、快・不快をよく知って、自分をどんどんハッピーにしてあげてください。何をしたら自分が喜ぶか、いちばんよく知っているのはあなたです。(完)

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