- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
新着!ハリウッドのクリエイター事情は? #2
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メディアと映画、ずっと楽しい関係。
映画ビジネスとwebマーケティングは?
2008-12-15 08:35
なんか変?の変です、オバマ新大統領の「Change」も変化の意味でした。
エスオープランニング、山藤です。
クリエイターズサロンのセミナーに参加してきました。
ハリウッドの最新クリエイター事情は?の二回目です。
今回は、ハリウッドの映画制作についてみてゆきたいと思います。
セミナー講師は、デジタルドメイン、渡辺 潤さん、溝口稔和さんです。
映画が完成して公開になると、映画会社や製作会社は、予算の回収にやっきになります。
全米では、公開第一週の週末のボックスオフィスで、大体の売り上げのメドが付くそうです。
そこで、成功するか、失敗するかが分かれるそうです。
日本のTV局で言う、視聴率に似ているかもしれませんね。
そこで、人生を決めるようなビッグ・ヒットになれば、
幸せな生活が保障され、ヒットせずに終われば、
クリエイターのみならず、会社自体の存在も危うくなる場合もあります。
ある意味、市場の評価が全ての成功のカギ!と言えそうです。
よい意味で言えば、ヒットする作品がよい作品と言えます。
映画の売り上げは、
全米で公開後、世界中でマーケット展開を図ります。
アメリカの後は、欧州〜日本〜アジア各国を回って予算を回収するそうです。
その後、DVD化、TV放映権その他、キャラクターグッズ販売なども、
最近は売り上げの大きな部分になってきています。
映画制作会社「デジタル・ドメイン」の制作スタイルです
企画が通り脚本が決まって、キャスティングなどが決まってくると、
制作会社のほうに、お仕事がやってきます。
仕事のフローチャートは、
制作準備
制作期間
と分かれています。
それぞれ、3〜6ヶ月、6〜12ヶ月くらいのスケジュールで動くそうです。
次回は、ハリウッド、その制作スタイルについて書きたいと思います。
つづく
画像はデジタルド・メインの制作映画:パイレーツ・オブ・カリビアン・シリーズ
溝口稔和さん、セミナー講習のサイト
NPO法人、ブロードバンドアソシエーション:ポータルサイト