- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:会計・経理
発表待ちの受験生を抱えている事務所は、ハラハラドキドキ。
ウチの場合、幹部職員が皆、リーチですから、落ち着かないですね。
来週末には結果が分かりますね。楽しみですね。
さて、12月は、年末調整のシーズンです。
従業員を雇用して事業をされている方にとっては、
手間のかかる時期です。
ご自分でやられるにしろ、会計事務所等に依頼するにしろ、
準備を進めていることと思います。
従来まで、扶養控除申告書や保険料控除申告書は緑色に印字された
用紙を税務署から頂いてきたと思います。
ただ、今年から黒で印刷されているようです。
経費削減なのでしょうが、何か味気ないですね。
また、ウチのクライアント様にはお伝えしていますが、
従業員さんの年末調整の資料だけではなく、
来年1月末に提出する法定調書合計表の準備も、年末調整に合わせて
ご準備して頂きたいものです。
ところで、僕のほうは、12月は思いのほか忙しくなりそうです。
発表が3週間続きますからね。
4日(木)は地元葛飾支部で、12日(金)はMJSの租税判例研究会で、
17日(水)はかつて父が所属していた足立支部で、それぞれ
発表させて頂く機会を頂きました。
テーマは全て共通で、私が税理士補佐人として訴訟参加した
東京高裁平成20年7月10日判決について、その経験に基づいて
税理士補佐人の役割について話をさせて頂きます。
来年1月には、東京会の租税判例研究会でも発表し、
3月末〆切で、税法学に補佐人制度について論文を書かせて頂く予定です。
税理士の中でも特殊なポジショニングをとっていますので、
こういう税理士会での発表の機会は嬉しいところですね。
今回は、補佐人の経験談に基づいた話をします。
補佐人を経験されている方も少ないですが、
地裁で納税者が負けている事件を
高裁でひっくり返した経験者は皆無でしょうね。
そもそも高裁で逆転というと敗訴が当たり前ですからね。
実際、勝訴判決を貰ったときには、嬉しいのですが、若干の驚きもありました。
ホントに勝っちゃったよ。
私の経験が、税理士業界に貢献できると嬉しい限りです。